約 1,346,768 件
https://w.atwiki.jp/kotye/pages/665.html
2015年総評案3 大賞 戦極姫6 ~天下覚醒、新月の煌き~ 2014年のKOTYeは圧倒的戦力を持つクソゲー同士の頂上決戦であった。 課金オンラインゲームという異次元から姿を表した「カスオ」、そしてあらゆる面が弩級のクソさを誇る「チーズ」の激突は記憶に新しい。 結果はオンラインゲームという不確定さに対し、確実なクソさを誇るチーズが大賞に輝きクソゲーとは何かという原点に立ち返る接戦となったのである。 年が明けて2015年、「いかなるデスマーチが待っていようと、我々はクソゲーをなかったことになどしない。かかってきなさい」との決意の下、 修羅の国の住人達は来るべき新たな好敵手に立ち向かうべく万全の態勢を整えていたのであった。 戦いの火蓋は1月から切られる事となった。 真っ先に前線に現れたのは新規ブランドのRegulusが送り込んだ「1/7の魔法使い」(通称 1/7)であった。 本作は魔法学園に通う落ちこぼれの主人公が協力、不屈の意志で世界の危機に立ち向かうというアツい王道な展開…となるはずであった。 グラフィック、音楽、UI等は問題無いにも関わらず本作がクソゲーとされる理由はただ1つ。 「文章力とシナリオが致命的に低レベル」な事である。 魔法の力が劣っている事を戦術で補うとされている主人公は主人公補正による不死属性頼みの猪突猛進脳筋スタイルに終始する。 戦闘は全編「強化魔法で加速して突撃で殴れば良い。」の一点だけで相手と渡り合う。例え描写的にどんなにレベルが上の相手でもこれだけで進んでしまう。 時系列が狂うのは朝飯前で、そのルートで行っていない実績を評価されて昇進する、訓練の日程がコロコロ変わる等なんでも有りだ。 個別ルートの戦闘はどのヒロインと組んでも「大技ドカーン→やったか?→駄目でした」のワンパターン、そもそもヒロインを組む過程もコピペばりのワンパターンと引き出し不足が深刻である。 クソゲー特有の個別ルートに入ると突然性獣と化す変貌っぷりもバッチリだ。 シナリオも超展開を連発しラスボスも瞬殺でアッサリ世界を救ってしまい伏線や設定はバッサリ忘れ去られる。 これらを彩るのは「何だって…!?」「つまり……どういうこと?」を乱発する圧倒的に貧弱な語彙力である。当然没入など不可能である。 シナリオライターの技量一発でクソゲー化してしまった典型例とも言える存在であった。 しかしこんな1/7も哨戒部隊に過ぎなかった。 年明けのKOTYeを席巻すべく登場したのはかつての王者、アーベルソフトウェアの「不条理世界の探偵令嬢 ~秘密のティータイムは花園で~」(通称 不条理探偵)だ。 2011年大賞の「ゾンビの同級生はプリンセス -不死人ディテクティブ-」以来の新作で有るが、お得意のミステリー物と言う事もあり大した惨事にはならないと見込まれていた。 しかし修羅の国という不条理な世界は本作を大惨事へと変貌させてしまったのである。 流しプレイで約5時間のシナリオはエロパート、バトルパート、推理パートと分かれているが揃いも揃ってダメダメである。 エロパートは「女の重要人物から情報を得よう→セックスで素直にさせよう→セックス」のループ。 それで得る情報もどうでも良い事や隠し事でも無い事ばかりで何の意味が有ったのか頭が痛くなる。 バトルパートはKOTYeでも屈指の盛り上がらなさを披露する。 探偵たるもの時には格闘もこなすのがお決まりであるが、本作のバトルは演出というものが殆ど無い為驚くほど盛り上がらない。 敵が攻撃をしても「シュッ」「ボカッ」という軽いチープな音が鳴るばかり。地の文で「避けた」「回り込んだ」と淡々と解説。BGMも全く合っていない。 特に致命的なのは絵に動きが全く無い事だろう。差分がほぼ無い上に絵事態に躍動感という物がまるで無い。画面が揺れたり特殊効果がかかる事もない。 その為銃を蹴り飛ばすシーンや刃物で襲ってくる相手と対峙するシーンでも全く緊張感が欠けている。 さて、本作のメインとされている推理パートだが実際にプレイヤーが推理する事は無い。 と言うのも推理に関わる選択肢は殆ど無く、有っても二択で死ぬか正解かの両極端な投げやり感溢れる物だからである。 だからと言って一本道の推理が見事な訳ではなく、絶頂する事で能力が向上するメインヒロインが弾き出す推理はお子様レベルの発想に過ぎない。 物的証拠無し、単純な消去法で詰めて行ったら勝手に犯人が自爆して判明するだけとミステリーとは何かという不条理極まる結末になってしまう。 さてミステリーの癖にシナリオがクソな本作だが、他の要素も勿論低級である。 立ち絵は一部衣装差分を除き一種類づつの為、レイプされた後だろうとニコニコなヒロインは序の口に過ぎない。 一枚絵には差分が少ないのでバトルパートの貧相化を招き、エロシーンでは状況と全く合わない。 特にシュールなのは死んだ魚の目をしてると称されるヤル気0な主人公のグラフィックであった。 その他低機能なUI、打ち切りEND、水増しCGモード等クソゲーに必須な要素も兼ね備えた珠玉の一作となっている。 本作はアーベルは時間が経ってもやっぱりアーベルであったと王者の帰還を象徴するかの如き物であった。 2月に入ると4作のクソゲーが名乗りを上げた。 まずはぱれっとの陵辱物ブランドLamiaの「エロ本を捨ててから兄の様子がおかしい」(通称 エロ本)。 妹にエロ本を捨てられ激怒した主人公が復讐の為に妹を盗撮したり陵辱するのが骨子である。 シナリオ自体は和姦ルートが有る等陵辱ゲーとして難が有るものの致命的にぶっ壊れてはいない。 しかし問題なのはCGが異常な事である。 キャラクターの顔はまともなものの、その他の骨格や立体感が破綻をきたしており化物と化している。 アニメーション効果も一部を引き伸ばしてるだけなので「軟体動物」「スライム」と呼ばれる不気味な動きとなってしまっている。 当然陵辱ゲーとして使える訳もないので、ユーザーはエロ本よりこのクソゲーを捨てる事となるであろう。 続いてぷちうさが送る「キシ×カノ」がエントリー。 騎士物という昨年ジュウキシーショックを筆頭に暴れた系譜である事から住人の注目を集めていたが、やはり騎士物のジンクスは克服出来なかった。 「騎士の祭典で優勝して名誉騎士となる」という目的が有るにも関わらず全く活かされておらず、ヒロインと一日中セックスした後なので疲労で負けた等とふざけた展開が繰り広げられる。 その他総じて変態なヒロインと流れ作業の如くデート&セックスをし、取ってつけたようなハーレムルートが有ると全体的に適当感漂う一作となった。 ハーレム繋がりとしてPeasSoftの「毎日がハーレムすぎて王子は姫を決められないっ! 」もエントリー。 十把一絡げなラノベの如きタイトルは完全に詐欺であり、本作にハーレムは無い。 ヒロインが主人公に好意を持つのも個別ルート後な上、複数人プレイも無くサブヒロインのルート等も無い。 ヒロインも揃ってキチガイの領域に達する変態ばかりで、ひたすらつまらない話を圧縮形式で見続ける事となるその様は「面白くないボボボーボ・ボーボボ」と呼ばれた。 せいぜい見どころは肉汁たっぷりのショコラケーキで笑いを誘った程度である。 2月組を締めたのは最早おなじみとなったPotageの「超・秘湯めぐり」(通称 秘湯)であった。 昨年の「ヤリ友ペット欲情生活」から続けてエントリーとなる本作は同じく意図的に作られたクソゲーなのではと思わせる冷気を放っていた。 冷気の源は薄さと相変わらずのパロまみれである。 旅館の中と周辺という限られた舞台で展開する本作は非エロシーンの描写は2~20クリックで一日が終了。エロシーンもコピペパターンで30クリック程度しか無い。 その為2時間足らずでフルコンプ可能というフルプライス作品としては犯罪的な薄さである。 その薄さの中にもライター好みの極寒パロネタを詰め込んでいる。と言うよりそれ以外の文は無いと言って良い。 もっともパロというレベルでも無く単にネットで見かけた表現を徹底的になぞっただけの様な物だが。 選択肢一回分の文章が丸々同社製品の宣伝で有ったりと並の人間が作れる程度の寒さでは無い。 システムもかつての部室の完全流用で不便な上、例の名前入力バグも使える等全く改善が見られない。 同ブランド系列で毎回名前を変えるライターの謎と合わせてPotageの闇の深さには背筋が凍る思いである。 3月に入ると昨年の「Knight&Princess」に続き、縁 -yukari-の「影狼」がエントリーした。 最近やたらと見かける人狼ゲーム物の本作だが、人狼ゲームの肝である巧妙な駆け引きは完全カット。 人狼サイドの主人公に対し馬鹿な村人達が勝手に自爆して勝ち確と緊張感の欠片もない。 7日後に発売されたアトリエさくら Team.NTRの「繋がらない携帯電話 ~ただいま他の男とめちゃめちゃセックス中~」もあえなくエントリー。 作中のエロシーンの殆どが主人公の妄想かただのレイプとNTR要素を完全放棄。 終いには寝とり要因と思われたイケメン友人が実は主人公のケツを狙うゲイであったと一体何を狙って作ったのか全く分からない物となっていた。 3月はこんな物かと一息つく住人であったが、春の風に乗ってやって来る見覚えの有る黒船が襲来し平穏は崩れ去る。 その黒船こそげーせん18の「戦極姫6~天下覚醒、新月の煌き~」(通称;姫6)である。 時は2008年、KOTYe初年度に膨大なバグ、低質なグラフィック、壊滅的なSLGパートを引っさげかのアイ惨と対峙したがあえなく敗れ去ったあの「戦極姫」の6代目当主である。 敗れたものの遠征先の本家KOTY、携帯ゲーム版KOTYに移植作で参戦し、コンシューマとの格の違いを見せつけ二冠王に輝いた伝説のクソゲーだ。 しかし初代こそ伝説級のクソゲーであったが、シリーズを重ねる毎に着実に進歩を重ね、5に至る頃には名作級扱いされるまで丸くなった。 その為もう二度とKOTYeの土を踏む事は無いであろうと既に修羅の国では過去の人となっていたが、何を思ったのかその末裔が再び乱世に舞い降りたのである。 何故?と訝しむ住人であったが、ある一人の男こそが全ての元凶であった。 その名も「榊 月冴」(さかき つかさ)。彼こそが再び姫を修羅の国へと堕落させたのである。 戦極姫シリーズは初代より「天城 颯馬」(あまぎ そうま)が歴代主人公を務めており、知略を活かした軍師として姫武将に仕える事でシナリオが展開されていた。 しかし流石に6代目ともなると製作陣もマンネリ化を感じたのか、ダブル主人公として別なタイプの主人公を投入したのである。それこそが月冴であった。 彼は颯馬とは逆に武術が売りのタイプとされており、見かけも常識人的な颯馬と対照的に風来坊的な意匠にする等マンネリ打破の手段としては頷ける物があった。 では何故それが問題なのか。結論から言えば彼がゲスの極みだからである。 まず余りにも性欲が強すぎるのだ。ヒロインを見ればセックスする事しか考えず、ヤってしまえば後は使い捨て。抱いたヒロインの顔も忘れる始末。 口八丁手八丁で相手の無知にや隙に付け込み次々とヒロインを食い荒らす様は質の悪いホストの様である。 これだけでも十分致命的なのだが、更なる悲劇はヒロイン達の知能レベルが彼と同等に引き下げられてしまった事であった。 具体的な理由を明示せず「不思議な魅力がある」という説明だけでベタ惚れし、その理由が棒姉妹のヒロイン同士で納得されてしまう。 惚れ込むトドメが殆どの場合「月冴の作る飯がうまい→素敵!抱いて!」というワンパターンで統一されている為、「月冴が媚薬を盛っているのでは?」「媚薬飯」等と揶揄された。 この結果招いたのはシリーズ通して出ているヒロイン達が過去作で身持ちが固かろうとなんだろうと喜々として股を開いていくシリーズファン程血を吐く惨劇であった。 こうなると常識人の颯馬に救いを求めたくなるが、ダブル主人公にも関わらず颯馬で攻略出来るヒロインはごく僅かしか無く、殆どが月冴専用という追撃が待ち構えている。 結果的に月冴専用のヒロインは大きく株を下げ、颯馬専用ヒロインは相対的に株が上がるという珍妙な事態となったのである。 エロ以外でも月冴のヘイトは留まる事を知らない。 かつてレイプ魔だったが「まな」という女性に有って以来更生し、以後まなが生活の中心だと言っているのにも関わらず肝心なまなは空気という設定の薄っぺらさも完備。 武が自慢との売りであるのにいつの間にか知略もバッチリなチート性能になり、颯馬との合戦では突如舞空術を披露し本陣に殴りこんでアッサリ勝利と所謂「最低オリ主SS」のテンプレを なぞるかの如きやりたい放題さも嫌悪感に一層の拍車をかけた。 当然ながらシリーズファンを含むユーザーは激怒、メーカーに多くの苦情が舞い込む事となった。 その証左として公式で「月冴については否の意見が多かった」と明言、更にパワーアップキットとなる遊戯強化版では月冴は無かった事にして颯馬の新シナリオだけ追加される事となった。 この時点でシリーズを重ねる毎に良くなる法則は崩れているが、本作は肝であるSLG部分も大幅劣化されていた。 そもそも天下統一を目指すのが目的であるのに殆どのルートでは途中で打ち切りENDとなる。 ゲームバランスも元々鉄砲を集めてゴリ押し等の作業感ある内容なのはシリーズ恒例であるが、本作では部隊を率いる武将の能力が高ければ圧倒的な兵数差があろうと覆せるようになり 「レベルを上げて物理で殴ればいい」のスベリオン理論も会得した。 本家への遠征で多くの事を学んできたようである。 シリーズ恒例の仕様となりいちいち槍玉に挙がる事も少なくなっていた要素のCGのクォリティが非常に極端な事も引き継いでいる。 担当によっては初代にも匹敵する低クォリティなCGはこの慣例を知らない者には驚愕であろう事は想像に難くない。 かように実に7年越しの姫は先祖の無念を晴らそうと修羅の国統一へと乗り出した。姫6とそれを操る月冴の恐怖は瞬く間に住人に広まり、通年で話題となるのであった。 このまま姫6の天下統一事業が進むかと思われたが、そうは行かない。5月にはなんと9つの群雄が姫6に負けじと覇を唱えるべく出陣する。 まずはWHITESOFTの「猫撫ディストーション恋愛事象のデッドエンド」(通称 猫撫デッド)が戦端を開く。 昨年「ギャングスタ・アルカディア」で壮大な原画詐欺とペラペラボリュームで多くのユーザーを釣ったWHITESOFTだが、再び調略せんとの企みを抱いていた。 本作は同メーカーの「猫撫ディストーション」のファンディスクである…が生まれが特殊であり、修羅の国でも珍しいクラウドファンディングで集めた資金を元に作製されている。 2014年1月に最初の発表があり、最終的には2015年5月に目標金額120万円の300%強を達成した事でめでたくリリースされた。 投資したユーザー達は早速成果物を確認するが、そこに待ち構えていたのはCG5枚、合計20クリック以下のエロシーン2回という損失確定報告であった。 挙句の果てにはスタッフロールで流れる投資者の名前を間違えるとうチョンボもやらかす。 記念碑として残るはずのスタッフロールが薄さと合わせてとんだ公開処刑となってしまい、あえなくWHITESOFTの謀略は2年連続で成功してしまったのであった。 続いて到着したのはくらむちゃうだーの「裏技スペクトラム 」である。 フルプライスなのにインストール容量1GB未満と掴みはバッチリ。 「このテンションと内容に君はついて来れるか!?」との煽り文句でお送りするシナリオは秘湯ばりの薄ら寒いパロとギャグテイストで、きっちり読んでも10時間足らずだ。 「深夜のテンションで書いた作品」と称されるバカバカしさには住人も付いて行く事は不可能であった。 住人に折檻を加えるべく現れたアーベル系列のRed Rebelによる「JK聖女淫罰~穢れし肢体への裁き~」だ。 本作は学園と魔女裁判の要素を組み合わせ、魔女の疑いがかかっているヒロインを残虐な拷問を加えるリョナゲーチックな宣伝であった。 しかし実際には制度がハッキリせず、魔女だと何なのかもよく分からないまま手足を切断されるヒロイン、快楽を与える拷問の内容がイマラチオ、 特に動き回っている訳でも無いのにすぐに疲れ果てて動けなくなる拷問官の主人公と何もかもが中途半端。 同じくニッチ層狙いのいちゃらぶ堂による「女の子はドSな変態でできている」(通称 ドS)もやはり爆死。 ドSとは何かを全くライターが理解しておらず、「クズ」「ゴミ」「強姦魔」と言葉責めにもならない低級な暴言を繰り返すヒロイン、 しかもそのヒロインの好感度が何の説明もなく最初からMAXでエロシーンともなればすぐにデレデレしだす。 逆に主人公はエロシーンではAV男優並の言葉責めと変態プレイで猛烈にヒロインを責める。 結果、ヒロインが「私よりあなたの方がドS」と認める完全なタイトル詐欺、ジャンル詐欺となった。 ユーザーが見たい物は変態でドSなヒロインであって、変態でドSな野郎では断じて無い。 グラフィックも低質な塗りや変な構図、ただのサラリーマンにしか見えない主人公と何もかもが低質である。 先のJK聖女淫罰と合わせ、やはりニッチ層向けエロゲーはクソゲー率が高い事を再確認させるのであった。 5月のクソゲーラッシュはまだまだ続く。 2013年にエントリーしたGLaceの新作「恋魂」もエントリー。 リアル中学生の妄想の様な痛々しいネーミングの設定だらけでユーザーの気力をゴリゴリ削る。 その設定の元繰り広げられる厨二バトルは絶対服従のギアス、メイド・イン・ヘブン、超パワーを相手にチート性能と卑怯な手で主人公が乗り切る脱力クォリティ。 その主人公も言動がただの馬鹿ヤンキーで不快感の塊と何もいい所は無い。その様は「キルラキルを真似て失敗した」と揶揄された。 加えて初期バージョンでは半分のルートが進行不可であり、その分のエロシーンで使う画像が未収録であった為、回想モードでかのアイ惨を思い出す真っ黒背景エロシーンが蘇った。 その他回想シーンで見れる内容が本編で見られない、絵のクォリティも適当と2年越しのエントリーでも変わらず未成長である事を魅せつけた。 同じく2年越しの参戦となったのは「淫獄痴漢列車」を放ったBLACKRAINBOWの「麻雀バトルヒロインズ 」である。 高性能バトルスーツでの格闘大会が舞台なのに何故か戦いは麻雀で進行、エロシーン以外の描写が殆ど無い為何の話なのかも把握困難な出来となっている。 2年どころか3ヶ月だと続いたのは2月にエントリーを果たしたPeasSoft の「中二病な彼女の恋愛方程式(ラブイクエイション) 」だ。 某中二病アニメのモロパクリである事を隠す様子も無い態度は天晴れであるが、その品質はさっぱりであった。 絵は非常に高クォリティで、シナリオも短めではあるが中二病ヒロインの魅力を引き出せている。では何が問題なのか。 答えはバグである。 本作は吉里吉里という枯れた技術と言ってもいい実績あるエンジンを使用しているにも関わらず、しょっちゅうバグって強制終了してしまうのである。 しかも落ちるとセーブデータが破損しロード不可になったり、共通セーブデータも破損して削除しないと起動不能になる重篤な物である。 その為安全に進めるにはバックアップを取りながらのプレイを強いられる。 当初は環境依存のバグと言い張っていたメーカーであったが、後にエンジン毎更新するギガパッチを配布。しかしそれでも細かいバグは多数残り、 有志開発のパッチ(数十KB)の方がちゃんと動くという何とも情けない結末となった。 スタッフロールの「デバッグ Peassoft all staff」とは一体何だったのかと問い詰めたい所である。 他にも盗撮がテーマのくろにゃんによる「妹盗撮~自宅ストーカー~」は殆ど中身の無いシナリオとエロ描写が足りない事でエントリーを果たした。 しかし5月発売組の中で最も注目を集めていたのはなんと言ってもコイツである。 Insyncの「妄想コンプリート! 」(通称 毛根)だ。 Insyncは一応新規メーカーとの触れ込みであるが、その正体こそはかつてイラッシャイマセーで一世を風靡した「逃避行」、年末の問題作「雛遺書」を生み出したEx-iTが名前を変えただけである。 当初は2014年秋の発売予定であったが、当然の如く延期を繰り返した。このままではいつ発売に漕ぎ着けるのかとの疑念が広がる中、急展開で起きた。 なんとしびれを切らした流通サイドが強行介入し、製作を仕切り始めたのである。 その様子は定期的に進捗状況報告書というpdfファイルで公開され、Ex-iTは首輪を繋がれる事となってしまった。 進捗状況報告書に踊る「シナリオは未完成」「デバッグ進捗0%」という衝撃的な字面はEx-iTの脅威を思い出させ、住人は期待に震えた。 その甲斐もあり5月末に一応発売された本作だったが、このような製作体制でまともな内容を望めるべくも無く、やはりズタズタであった。 本作は主人公がヒロインと共有する夢についての話が主軸のはずなのだが、突貫工事のせいでちぐはぐで意味不明な物となっている。 ヒロインの出自等の設定は場面毎にコロコロ変わり、夢の謎を追う為に結成した未来予知部なる部活は個別ルートに入ると解散となるので1、2日しか存続しない。 夢の内容も伏線的な物が含まれるにも関わらず最後までぶん投げのままと明らかに発売に間に合わせる為カットした事がうかがい知れる。 特に意味不明なのがトゥルールートで、何の伏線も無いのに突如「主人公が実は主人公では無い別人」「実はループ物で主人公はぬいぐるみに転生」と全く理解が追いつかずユーザーのヒューズは吹っ飛んでしまう。 シナリオ以外もボイスと文が合っていない、選択肢が1つしか無い選択画面、サブヒロインルートが本来有った事を匂わせる無意味な選択肢、女の子の顔以外のグラフィックが適当で 男の顔はベタ塗り、トラックはホバー移動しているとあらゆる面が適当クォリティに仕上がっている。 しかし幸い逃避行や雛遺書の様な重篤なバグは発生しない為、流通による首輪は一定の効果が有った事は間違いない。 フリーザ級の襲来に住人は備えていたが、実際に襲来したのはナッパ級であったと住人達は安堵の表情を浮かべるのであった。 合計9作のエントリーラッシュに流石の住民達もくたびれ果てたが、その後夏の間は新たに2作がエントリーするにとどまった。 7月にインターハートの「淫らな魔法使いと救性主」(通称 救性)が調教SLGと銘打ち登場。 しかしSLGパートはテキストのみでの進行でゲーム性は皆無、調教もヒロインへの魔力供給の名義で行われるほのぼの調教、時には立場逆転でヒロインが責めると調教物としては失格であった。 CGと回想の多くがリプレイ出来無いという致命的な欠陥も有り、抜きゲーにもならず消え去る事となった。 8月にはMieiから「人妻公然恥辱電車~携帯一つでお触り即ハメし放題他人の妻を粘着種付け寝とり~」が登場。 256MBの容量に詰まっている物は強制わいせつと痴漢の区別が付かない適当シナリオ、差分が少ない微妙クォリティの残念な結果だった。 ただしヒロインの見た目と声は良いとされ一応見どころも有る駄ゲー程度に落ち着いた。 夏も終わりを迎える9月になると今年2作目の騎士物が現れた。 あかべぇそふとすりぃの「聖騎士Melty☆Lovers」(通称 聖騎士)である。 昨年ジュウキシーショックを引き起こした「銃騎士」のお詫び補填作品として製作された本作は通常販売の他、銃騎士のソフトを送りつける事で交換でも貰える珍しい事情を抱えている。 さて、内容は勿論クソである。 相変わらず騎士設定の意義が見いだせない超展開シナリオではあるものの、銃騎士の寒い文体はオミットに成功している。 絵は良いという本来銃騎士に課せられていた最低限のハードルのみはクリアした為、幸か不幸か銃騎士の再来とは成らなかった。 10月発売のシミュレーションRPGであるETERNALの「剣聖機アルファライド」も登場。 10ヶ月の延期、ライターの実績に疑問、ダブル主人公というなにやら不吉な様子に住民からそこそこ注目を集めていた。 蓋を開けると売り文句であったユニット同士に合体による強化要素も実際には合体しない方が強いという仕様、Unity使用のせいでフリーズ発生とやはり駄目な子であったが 飛び抜けたクソさに欠けていた為住人の期待には応えられなかった。 さて2015年の年内エントリーは以上である。今年は年末の魔物が現れる事は無かった。 しかし検証が進まぬ為未だにエントリーが果たされていない注目作もあり住人達の間には燻りが残っていた。 年明けの1月にこれらの検証は進み、3作が追加でエントリーを果たした。 まずはTRYSET MAD「ANOTHER POSSIBILITY」(通称 アナポ)。 主人公が記憶喪失から36時間で回復する合間に初対面のヒロインが突如オナニーを始める等の苦笑物のバカバカしいシナリオが展開する。 攻略対象ヒロインの内3人が実妹、実母、実の娘と倫理観など何処吹く風である。 エロシーンもかの「ずっぷ」リスペクトのコピペであり「う゛ッ!」で射精するパターンを「う゛ッ!?」「う゛ッ!!?」「う゛ッ!!」とアレンジする様子は 「絶対に笑ってはいけないエロシーン」と呼ばれた。 Empressが6月に発売していた「ClosedGAME」も2011年以来のエントリーとして参戦。 SF風な世界を舞台に上級市民が下級市民をデスゲームへと参加させるという骨子、安心クォリティの原画とテキストと上辺は良かったのだがシナリオが全てを台無しにした。 厳密なルールに則った運営が要求されるのがデスゲームの醍醐味であるが、本作ではその設定やギミックの意義がコロコロ変わり完全に破綻している。 ゲームマスターもこっそりヒントを与えたりとデスゲームとは一体何だったのか感がえさせられる。 ヒロイン毎のルートも単にセックスする相手が違うだけ程度のコピペにしか過ぎない。 相変わらず糞ゲー兼クソゲーな内容で人を選ぶのもお馴染みだ。 さてそんな中最も注目度が高く、そのクソ度が注目されて大作がようやくエントリーを果たす。ミンクが放った「Love and Peace」(通称 LaP)だ。 処女しか感染しない凶暴化の病気が蔓延している学園に、唯一その病気を治せる精液を持つ主人公が殴りこみ浄化を図るSLGな本作。 エロゲー的には有りな設定ではあるが、不味かったのがこれを書くライターがなんと13人も居た事であろう。 当然の如く担当箇所毎にちぐはぐな設定が織り成すシナリオはユーザーの理解を困難にさせてしまっている。 もっともご大層な話を望める設定では無いので流せると諦め、肝心のSLGパートに以降するユーザーが多数であったが、そここそが本当の地獄であった。 学園内のマップをボス目指してマスを移動していくのが基本的な目的だが、これが基本ノーヒントで虱潰しを強要される。 しかも動けば殆どの場合戦闘が発生しその度に戦闘をこなさなければならない超作業ゲーと化している。「1しか出ない人生ゲーム」と揶揄されるのも納得である。 では戦闘は面白いのか?宣伝では属性、攻撃レンジ、キャラクター毎の長所短所がある戦術的な物がアピールされているものの、見事に全ての要素が死んでいる。 ではどうするか。答えは「回復役を潰して正面から殴ればいい」となる。 しかし場合によっては 与ダメージ 回復量 となり延々と戦闘が続く事もまま有る為、単純作業とも行かないのが何とも心憎い。 エロシーンの閲覧には敵ヒロインの捕獲というイベントが必要であるが、コレが実に低確率であり上記の苦行戦闘を100回しても発生しない時はしない。 本作のCGボリュームは素晴らしく、差分無しで271枚と力が入っているものの皮肉にもこの捕獲の難易度のせいで苦行具合に拍車がかかっている。 一周ではフルコンプが出来無い仕様も相まって、ヒロインよりもユーザーが先に凶暴化する事は避けられないだろう。 さて以上が2015年のエントリー作品の全てである。早速大賞及び次点の発表に移りたい。 次点は 不条理世界の探偵令嬢 ~秘密のティータイムは花園で~ 猫撫ディストーション恋愛事象のデッドエンド 妄想コンプリート! Love and Peace 大賞は 戦極姫6 とする。 2015年は昨年のチーズや一昨年の部室の様にずば抜けた弩級クソゲーが不在であった事は否定出来ない。 しかしその分様々な特徴をもつクソゲーの百花繚乱であった。 全編脱力クォリティでアーベルの力量を魅せつけた「不条理探偵」。 クラウドファンディングという新境地から生まれた「猫撫デッド」。 名前は変わってもEx-iTは不滅であり、進捗状況報告書という新技を披露した「毛根」。 これらは各々が次点に輝いても恥ずかしく無いクォリティを誇った。 しかし大賞争いは近年珍しい程激しいデッドヒートとなった。姫6とLaP…その力量は拮抗しており決着は中々つかなかった。 ゲーム性、シナリオ、キャラクター、エロとどの面を取っても決定的な差が認められず、一向に大賞は決まらなかったのである。 しかし一点だけ違う物が有った。それは「クソさの多面性」である。 LaPは誰がやっても均一的なクソさを体感出来るだろう。 エロを集める為に運否天賦の苦行を繰り返し、シッチャカメッチャカな文章を読んで精神を削っていく様は正に凶悪と言える。 しかし姫6はそうでは無かった。と言うのも最も槍玉に挙がったシナリオもとい月冴に対する体感的なクソさは均一とは言えない。 クソゲー界でも稀に見るクソ主人公っぷりはシリーズファンであろうと新規ユーザーであろうと非常に低質かつ不愉快に感じる事は相違無いが、 その特性上姫シリーズの過去を知るほどより苦しさが増す特殊な毒性を持っている。 KOTYeの基本ルールとして「シリーズである事は 基本的に 考慮されない」という物がある為、主にこの部分が争点となったのである。 だがこと姫6においてはこのルールの先に存在するのではなかろうか。 姫6がこれ程のポテンシャルを持つ所以は決して「シリーズだから」「前作より悪化しているから」という相対的な物では無い。 感じ方の差こそあれ月冴に端を発するユーザーの精神を逆撫でする構図、そして単純に低質なゲーム性、CGの質こそが本質である。 また姫シリーズそのものの体質も他のシリーズエロゲーとは一線を画している。 先に述べた通り姫は初代こそ伝説級のクソゲーであったが、買い支えるシリーズファンに呼応して改善されてきた稀有な例である。 そのシリーズ作も続編的な物では無く、毎度お馴染みの面子が基本的に同じ枠組みの中でのシナリオを繰り返す所謂「偉大なマンネリ」と言うべき物で有った。 つまり姫シリーズは「今迄と同じ」である事こそが売りであり、かつ存在意義とも言えるのではなかろうか。 そうした視点で見た場合、姫6は明らかにその存在意義を失っているどころかそれらを全力で踏みにじっているのである。 こうしたバックグラウンドが有る以上、前作までとの兼ね合いを考慮せずには評価はままならない。 さて、これらの前提を踏まえた上で姫6のクソさは如何ほどか改めて確認しよう。 シリーズファンにとっては突如降臨した月冴という邪悪な男によってお馴染みの面子がアホ化し蹂躙される様に血涙を流した。 これは偉大なマンネリに慣れた故の反応であるが、逆に慣れているが故にお馴染みの作業ゲーム性、CGの質の乱れと言った要素はあまり重要視されなかった。 一方で新規ユーザーからした場合、その慣れが無い故に月冴補正が幾分抜け、代わりにゲーム性やCGが目に付く事となる。 つまりシリーズファンからすれば「月冴のせいで台無しになりクソになった」、新規ユーザーからすれば「月冴はまぁアレだったがそれ以外にも酷いゲーム性とCGだった」とクソさの感じ方が全く変わる事が推測される。 しかしこのどちらも間違いでは無いのだ。 これこそが姫6の持つクソさの多面性である。同じクソゲーを見たのに人によってプリズム加工の如く全く違った様相が浮かぶというクソゲーは他に類を見ない。 KOTYeはかのアイ惨によって創設以降、ありとあらゆるクソさを持つクソゲー達と相対してきたが「誰が見てもクソだが、その様相は見る物によって全く異なる」 という幻覚の様な特徴を持つクソゲーはなかなかお目にかかる事は無い。 KOTYeはこの様な色取り取りなクソさを楽しむ場である事も事実でありこの世界に新たな足跡を残し、名前の通り新月の煌めきを放った事は賞賛に値する。 よって極めて接戦かつ例外的な扱いではあるが、2015年KOTYeの大賞は「戦極姫6~天下覚醒、新月の煌き~」とする。 2015年のKOTYeは近年の中では比較的落ち着きを保っていた事は確かである。 連続エントリーを果たしていたSealやスワンと言った常連も姿を見せなかった事からもその様子が伺えるだろう。 しかしそんな中でもそれぞれ特徴有るクソゲーが産まれ、結果従来無かった特性を持つ姫6が大賞に輝く事となった。 クソゲー達は年々その多様性を高め、その結果住人達が検証に要する経験値も鰻登りとなっている。 しかしこういった豊富なフレーバーのクソゲー、そして時には良ゲーを嗜む事でよりKOTYeは成長を続けるのだ。 クソゲーという谷が有るからこそ、良作に出会った時に山から見える景色が映える。 この奇妙とも言える関係を愛する場所こそKOTYeなのである。だから何回後悔を重ねてもきっとクソゲーを求める事を辞めはしないだろう。 先祖伝来の土地に舞い戻り天下統一事業を達成した戦極姫6に賞賛を送ると共に、 最後に良しも悪しも選り好みせず食らう精神の体現として次の言葉を送り2015年を締めたい。 「クソゲーも喰らう 良ゲーも喰らう。両方を共に美味いと感じ―――― 血肉に変える度量こそがエロゲーマーには肝要だ」
https://w.atwiki.jp/kotye/pages/497.html
2014年総評案3 大賞 銃騎士 Cutie☆Bullet 新世黙示録 ―Death March― 98 :総評案3 ◆Ra9j1sVq3.:2015/02/08(日) 07 32 47 HOST KD059135231025.ppp.dion.ne.jp 2013年のKOTYeは年明け後の選評ラッシュという空前絶後のバイオハザードに見舞われ上から下への大騒ぎとなった。 年末までは常連であるスワンアイが擁する『リア充爆発しろ! ~変身能力手に入れたんだけど質問ある?~』(通称 ずっぷ)の一強と思われていたが KOTYeでは新参となるミルクプリンが放った『明日もこの部室(へや)で会いましょう』が完膚なきまでに叩きのめし見事大賞に輝いたのであった。 修羅の国に訪れた大革命、そして新星が古き存在を超越するという一連の出来事は、クソゲーの世界に一陣の新しい風が吹き込んだその瞬間であった。 しかしそんな選評ラッシュの裏では既に2014年のクソゲーが蠢きだしていた。 そして革命の喜びに浸る暇もなく、再びクソゲーとの戦いに挑む住人達・・・彼らはその時知らなかった 2014年KOTYeに暗黒の時代が迫りつつある事を・・・ この総評はそんな暗黒の時代を駆け抜けたクソゲーハンターとスレ住人の足取りであり、これを後世に伝えるべくここに記す。 2014年初っ端にエントリーを果たしたのはpiriri!の『きみと僕との騎士の日々 -楽園のシュバリエ』である。 バグも無く、見た目は美しい本作で有るが、一度シナリオに目を移すと見るも無残な有り様なのであった。 設定と伏線が全て投げやり感に満ちており、打ち切りエンドで終わる個別ルートで触れられていた各ヒロインの設定が尽くトゥルールートで覆されてしまうのだ。 病の母親を抱えるヒロインに実は母親等居ない、双子だと思ってたヒロインが実は双子でもなんでもない・・・と何がなんだかサッパリである。 同じく1月末に発売された熟女時代の『艶乳 ~ツリ目で淫らでヤバい秘書~ 』は別な方向性で異彩を放っていた。 ゲーム内容そのものはダメなロープライス抜きゲーであるが、超個性的な語彙が僅かな実用性も破壊する。 「スケベスイッチ」、「おまんこ見せたガール」、「全自動腰振りマシーン」 等の脱力感溢れるセンス。 擬音も射精音の「ウドピュ~ウドピュ~ウドピュ~」、ピストンの「グチョップ、パコップ」と実に個性的だ。 こんなワードが頻出する為、抜きゲーの癖に抜く気になれないが、スレに初笑を届ける事には成功したのであった。 2013年の余波で舌の肥えていた住人達には比較的軽量級な門番達となったが、ここで付いてしまった「騎士物」との因縁に一年中悩まされる事となる。 その後特段クソゲーも無く、平和に4月を迎えようとしていたスレであったが残念ながら今年の平穏な時はここで終了となるのであった。 4月からの消費税改正に間に合わせるかの如く、例年を遥かに上回る年度末の魔物達が大挙して押し寄せ、上半期の天王山となったのだ。 まずジャブから紹介しよう。牛乳戦車の『くのいちが如く -脱がせ!爆乳ニンジャーズ!- 』である。 閃乱カグラをパクった様なコンセプトだがマインクラフトで適当に作った様なステージ、ノットトレジャーハンターを彷彿とさせるダバダバ走りとビジュアル面はグダグダである。 ゲーム性も操作性が悪いものの「壁にぶつけて追撃で殴ればいい」の単純ループで楽勝という調整不足さだ。 エロシーンは十分に有るがそれらを集めるには苦行の資金集めを繰り返さねばならないと全体的な低クォリティ振りを発揮している。 続いて昨年大賞を逃す事となったスワンアイが刺客を2本も放つ。 『私たち・花のオシオキ部!~やられたらヤり返す…エロ返しだ!~』は名前からしてお察しの通り 発売時点で半年以上前の某銀行員ドラマの原作『オレたち花のバブル組』をモロパクリしたパロAVのような味が有るタイトルである。 内容もまたタイトルと同じくド直球なスワン風味のストロングタイプクソゲーだ。 オープニングまでの前振りだけは非常に良く出来ている反面、それ以降が完全に力尽きた状態でいつものスワンに戻ってしまう。 シリアスシーンからの突然のエロシーン、21クリックで終了のエロシーンと昨年のずっぷの面影が見て取れる。 日常シーンも書くのに飽きたのか全編ダイジェストでお送りする安心のスワンクォリティだ。 バカゲー寄りなオシオキ部とは逆に、スワンが別ブランド黒鳥の名義で送り出してきたもう一つのクソゲーが『心壊少女 僕は彼女が ××× されるのを目撃した 』である。 昨年の雨音スイッチと同じく精神がイカれてる少女がテーマなニッチ狙い作品だが、スワンらしく全く成長が見られない。 グラフィックが相変わらずフルプライスとは思えないチープさなのは勿論、何よりも問題とされているのが本家と同じく全編ダイジェストな事である。 地の文1,2行でポンポン話が進行する為、ちょっと目を離すと大きく状況が変わっておりユーザーの理解が追いつかない。 特に話題になったのが「包丁を持ってヒロインが追いかけてくる」という緊迫のシーンの幕切れが「彼女は窓から落ちて死んだ。」の一文で終わってしまう所だろう。 エンディングも何の前振りもなく突如ヒロインが轢き殺される漫☆画太郎エンドだったりと、不幸好きなニッチ層も失笑のお粗末さである。 他にも誰得なホモセックスシーン、フラグ管理が破綻しているCG回想モードと、ヒロインだけでなくユーザーの心も破壊する事間違い無しだ。 しかしそんなスワンの必死の抵抗を嘲笑うかの様に超弩級のクソゲーが立ち塞がる。 その一角がKISSの『カスタムメイドオンライン』である。 KOTYe史上初の基本無料課金ゲーという新形態の登場に審議は難航したが、幾人もの住人の犠牲によりその全貌が明らかになっていく事となる。 まず本作のパッケージ(課金アイテム詰め合わせ)はオープンβ開始日に合わせて発売されたが、開始数日はログインすら出来ないという特大のホームランを放つ。 そしていざゲームを始めようとクライアントをインストールしようにも素で7GB以上な容量の為、ダウンロードやインストールもままならない。 加えてしょっちゅう有るアップデートもこれまた合計で10GB近い容量を誇る。そしてこのアップデートはクライアントとは完全に別にダウンロードしなければならない。 既にゲーム内容以前にオンラインゲームを運営するノウハウの無さが露呈しており、この時点で破綻を来たしているがこんな物は前菜に過ぎない。 さて、カスタムメイドと言えば「メイドに好みの衣装を着せて」「交流をはかって」「好みのプレイをする」のがキモであるが本作ではこれら全てが崩壊している。 まず衣装は初期装備の物以外は基本無料らしく課金もしくはゲーム内通貨で購入する必要が有る。 この事自体は至極当然の事であるが、本作では目の色や乳首の色と言った衣装とは直接関係しないような微妙なパーツの色違いで凄まじい水増しを行っているのが厄介である。 ダブらない様にされてる等の救いは無く、課金ガチャだろうとダブった事により自動で微量のゲーム内通貨に変換されていってしまう廃課金仕様となっている。 そして衣装関連で足を引っ張るのがメインの作業である「仕事」である。 この仕事を行う事でゲーム内通貨を稼ぎ、メイドとの仲を深めるのであるが、仕事の成功が衣装の持つ「衣装力」に依存してしまっており、 平たく言えばゲームを進めようと思うならユーザーの好みは無視し、衣装力のみに注目した衣装を使うことを半ば強制されている。 またこの衣装力も定期的に着替えないと内部的に下がるという非常に面倒くさい仕様となっており、自由に好みの衣装をメイドに着せる楽しみは完全に潰されている。 次にメイドのとの交流であるが、これまたお粗末な出来となっており会話パターンが異常に少ない上に選択肢も明らかにハズレの物が有る等徹底して薄い。 発売前に1キャラあたり1GB以上も有ると豪語していたボイスも使い回しが多く、スグに飽きることうけ合いである。 メイン所とも言えるエロシーンも到底好みのプレイに注力する事は不可能だ。 本作のエロシーンはただヤりたいようにヤっていれば良いという物では無く、メイドを気絶させずかつ自身が射精出来るよう計算し尽くした上で行わなければならないシビアな物である。 故に気の赴くままに腰を振ったりしていると瞬く間にメイドは気絶し、エロシーンは終了する上に各種ペナルティが発生する。 という訳で本作のエロシーンを楽しむ際は計算機片手に行動を計算するという新時代のプレイ方法が要求される。オナニー等もってのほかだ。 エロシーンのバリエーションを増やすのも紳士ptと調教ptと言う2種類のポイントを貯めて修得するが、要求されるポイントが高く上位プレイを習得しようと思うならば一ヶ月近くも作業プレイを強いられる。 中位以上のプレイの習得にあたっては2種類のポイント両方を要求される為、メイドのイメージにそぐわない乱交等のプレイを行わなければならないと、ここでも徹底して不自由さが炸裂している。 こうして苦労して新しいバリエーションを獲得してもその中身はモーションとボイスの使い回しばかりで実に低質である。 課金すれば習得の煩わしさはスキップ出来るものの、肝心の内容がサッパリでは課金する気など起きるはずも無いだろう。 これらのカスタムメイドにおける売りが壊滅的である本作だが、何よりも問題なのがオンラインゲームである利点が何一つ無いという事である。 他プレイヤーとの協力、交流、競争と言う要素は全く無く、交流は公式BBS上でのみでしか行われない。 また本来は他プレイヤーとの同時プレイ等の要素も謳われていたが未実装である。 それ以前に本作は今なお未実装な機能や仕様が盛り沢山であり、勿論それらが実装される目処は立っていないという未完成品となっている。 この様に単にソシャゲーっぽくして金を稼ぎたかっただけ感が溢れ出る本作は、課金してもクソゲーという新境地を切り拓く事に成功したのであった。 しかしこれ程の破壊力を誇るカスオでも天王山を制する事は出来なかった。 天王山を制し新たなる天下人となったクソゲー・・・その名もエフォルダムソフトが生み出した『銃騎士 Cutie☆Bullet』である。 本作は延期を重ねて年度末に発売、体験版から漂う凄まじい異臭と所謂「見えている地雷」として期待されていた。 だが前作の『恋騎士 Purely☆Kiss』がシナリオはクソだが憂姫はぐれ氏の画集としては及第点と看過されていた事もあり、本作も同じ道を辿る物と見られていた。 しかしその実体はKOTYeを破壊しかねない威力を持つ中性子爆弾であった。 真っ先に報告が挙がった点は「CGが異常に少ない」事であった。 通常フルプライスのエロゲーならば一枚絵のCGは差分やSD絵を除いても80枚近く有るのが相場であるが、本作はなんと35枚しかない。(後述のパッチで37枚になったが) この段階で既に画集の役目すら御免となり欠陥商品の謗りを受ける事となったが、その詳細も非常に香ばしい。 エロCGは無駄に多い一方で日常シーンのCGは殆ど無く、妹ヒロインに至っては体験版でも見れる机に手をついてるCGしか非エロCGは無い有様である。 後に有志の解析によりゲーム中に収録されているCGの連番が飛び飛びになっている事が判明し、絵が出来上がらなかった為に見切り発車したのであろう事が伺える。 また数値として出ていない為に見過ごされがちだが立ち絵やバストアップ絵の種類も少なく、しょっちゅう文面との齟齬をきたしている。 これらの結果として作品の殆どが限られた立ち絵のみで進行する羽目になり非常に苦痛である。絵が変わらない紙芝居とはよく言った物だ。 この大問題点とgoogle日本語入力で「えふぉるだむ」を変換すると「絵フォルダ無」が第一候補に出るという絶妙な一致感から、絵フォルダ無という呼称が一般的になる程であった。 期待されていた絵がダメ以前に無かった銃騎士だが、本作のクソゲーとしての真髄は元々地面より低いハードルをやすやすと掘り抜けたシナリオに有る。 単に面白く無いのならばまだ良心的であるが、本作は冗談抜きで読んでいると具合が悪くなると評されるほどの低劣さを誇る。 その原因は息をするよりも多く出てくる馬鹿馬鹿しいギャグとコミカル描写である。共通ルートだけでも 朝までカラオケで騒いでいた為、公務に影響が出ている国王 主人公の父親の死因がアレルギーである事承知で食ったピーナッツバターによるアナフィラキシーショック 変に日本と西洋が融合してる地名や人名(ルーブルに有る最高学府の東鳳大学(通称:東大)、敵役の橘フィルディナント・メイクイーン男爵) 上述の男爵が主人公らを恨む理由が「主人公の父親にジムの料金が半額の日に行くのを止められたから」 ホモの疑惑がかかった泥棒の名前が「安倍タカカズ」 等々まるでニコニコ大百科を見たクソガキが考えたような低レベルな内容が弾幕のように押し寄せる。 特にアナフィラキシーショックはお気に入りのようで、事有る毎にアナフィラキシーショックになるだのと主人公が宣う。 個別ルートでも「乳首を黒く塗り潰そうとする若本ボイスの幽霊」や「食べると同性愛者になるハンバーガー」と頭が痛くなるようなギャグが続く。 特に全編通じて鬱陶しいのがヒロインの一人サラが使う「キサルピナ語」で何でも空耳に聞こえるという変な特徴がある。 例えば「こんばんは」がキサルピナ語では「はなげかーにばる」、「あなたを愛しています」が「はらませてあげる」と言った具合である。 普通に読んでも最低なセンスだが、前述のギャグも含めこれらは何時如何なる場面でも平気で混入してくる。 過去の回想だろうが重要なシーンだろうがお構い無しで、シリアスとコミカルの住み分けが全くできていない。 主人公が作中で「なにこれ、シリアスな笑い?」と言うが、シリアスな笑いと言うのもおこがましい。 シナリオのあらすじ自体も言うに及ばず最低レベルである。 一つのルートを除いては最終的に橘男爵が黒幕だと似たような流れで判明するばかりで一本調子で味気無い。 治安維持機関である銃騎士の話なのに全部王家等の身内の尻拭いストーリーなのも最早些細な事だろう。 特に酷いのが最後を飾るグランドルートであり、このルートでは今まで明らかにならなかった伝説の銃士の正体が主人公だと割れるのだが流れが実に酷い。 最終場面で今までの伏線を一気にまとめて吹っ飛ばすような新設定を引っさげ突如主人公が思い出すのである。 伝説の銃士が刺青をしていたのに主人公に無い事を指摘されれば「その時は消えるインクで刺青してた」 同じく伝説の銃士が髪の長い女だと言われている事を指摘されれば「昔は髪を伸ばしてたから周りが勘違いしたんだ」 とやりたい放題のまとめ方で決着してしまう。 ちなみこのグランドルートには一枚絵のCGは一つもないので全編立ち絵でお楽しみ頂く事になるのも見逃せない。 かように絵は無い、シナリオと文は小学生以下とクソゲーの最底辺の定義を更新した銃騎士だが更に華を添える事になったのはスレ外でも大変な話題となった場外乱闘だろう。 絵フォルダ無の本体であるあかべえそふとつぅが本件の対応に当たった訳だがやる事なす事炎上を加速させるばかりだったのは記憶に新しい。 KOTYeの趣旨とは外れる所も有るため多くは割愛するが、発売当日にサブヒロインの追加パッチを出すと宣言したり、 よその人なので連絡がとれないと説明していた絵フォルダ無社長が実は本体のメインライターだったりと話題には事欠かない。 往年の悪役レスラーも裸足で逃げ出す場外乱闘ぶりである。 結局銃騎士の補償として絵を追加するパッチ(絵師は変更)と、新作の騎士物を無料配布すると宣言したが、本総評時点ではその後の進捗は何一つ聞こえてこない。 2014年を荒らしまくった銃騎士が生まれ変わり、2015年に再登場するのか期待がかかる所である。 銃騎士のような悪夢はコレきりにしたい住人達であったが、以後はクソゲー以前に商品未満、詐欺と言った風潮に続けと言わんばかりな物が跳梁跋扈する事となる。 年度末の魔物の処理も終わりきらない5月には、銃騎士に感化されたのか2本の騎士物クソゲーがスレに殴りこみを掛けてきた。 一人目の騎士は縁 -yukari-の『Knight&Princess』である。 同ブランドの○and○シリーズの最新作であり、珍しいゲームブック風ADVや2人の主人公目線等の特徴を持つシリーズで隠れた人気を持つシリーズである。 本作はタイトル通り女騎士と姫の2人が主人公という事もありファンは期待を寄せていた訳だが残念な結果となってしまうのだった。 まず主人公は2人であるが、極端に女騎士にシナリオ量が偏ってしまいる。姫のシナリオは実質プロローグのみと大変短い物となっており2人主人公の良さは欠片も残っていない。 シナリオも話が飛び飛びになって繋がりが分からない展開になる等ADVとして致命的な問題を抱えている。 仲間のヒロインが集団レイプされているのを主人公が助けるシーンも「どうにか脅威をしりぞけた」の一文でアッサリ解決してしまう始末である。 ゲームブック風ADVもフラグ管理がおかしい箇所が有ったり、ステータスによる分岐といった要素も無く、ゲームオーバーも投げやりとゲームブックらしさは全く無い。 バグも散見されるが、取り分け話題になったのがピアスバグと呼ばれる物で、ピアスが付くフラグが立つとCGにピアス「しか」映らなくなると言う抱腹絶倒の現象であろう。 しかし前作からは劣化しているものの、自由度はそれなりに有ったりレイプでも最後まで独特なセリフを吐きながら抵抗するヒロイン等見どころは有る為、まだ救いようはあるのであった。 続けて襲いかかって来た騎士はルネの『恥辱の女騎士「オークの出来そこないである貴様なんかに、この私が……!!」』であった。 気高き女騎士がオークに犯されて堕ちるというもはや様式美とも言える題材であり、その魅力は存分に引き出せている。 では何が問題となったのかと言うとズバリ「バグ」と「誤字脱字」であった。 バグで主な物としてはCGが一部欠けているような表示になる、回想シーンが神経衰弱状態となっており選ぶまでどのシーンか分からない等があった。 しかし本作が注目されたのはどちらかと言うと誤字脱字が理由であろう。 「ヒヤヒヤした」が「ヒヤヒウアした」、「姐さん」が「根さん」等は序の口で、サブヒロインの名前を豪快に間違ってしまっている箇所も有る。 もっとも現在ではパッチで直っている事や、致命的な欠点は無く自然な笑いが溢れる事もあり騎士物クソゲーとしては下級騎士とも呼べるだろう。 こんな情けない騎士共を叱咤せんと立ち上がったのが同じく5月発売のSORAHANEが放った『はるかかなた』だ。 本作はバグとクソシナリオという二刀流でスレに切り込んできた。 同ブランドの過去作と異なり本作は外注の新システムで動作しているのだが、これが問題だらけの欠陥品であった。 初期バージョンでは音ズレ、フリーズ、強制落ちが頻発し碌にプレイも出来ず実質進行不能の状態で、アップデートが出たと思えば フリーズ前提のオートセーブ実装だったり、動作軽減の名目で既読判定が消えたりと付け焼刃的な対応が相次いだ。 アップデートの回数を重ねる度にフリーズ等の頻度は下がったものの未だに根治はできていないようである。 特に批判が集まったのがバージョン間にセーブデータの互換性が無い事であり、バグに怯えながら進めたセーブデータが無駄になっていく有り様は賽の河原と揶揄された。 さてもう一つの武器であるシナリオだが、この批判点はtrueルートの実の妹ヒロインとの展開に集中している。 主人公は病弱で妹も末期の移植待ち患者であるにも関わらず病室で子作りに励むという設定的にどうかとしか思えない行為に及ぶのだ。 妹の病気も腎臓移植でも臍帯血移植でも治る可能性がある等一体どういう設定なのか分からないまま話は展開し、結局子供も産まれてアッサリとハッピーエンドを迎える。 他のルートも「電車に轢かれても五体満足」等のご都合主義だったり、やたらと綺麗事が通ったりする事から「エロゲ版恋空」「携帯小説クォリティ」と呼ばれるのであった。 7月に入り記録的な猛暑が列島を包む時期になると下半期の覇権を握らんとする猛者が怒涛の勢いでスレになだれ込み、早くも下半期の主戦場になってしまう。 先陣を切ったのは最早KOTYeのレギュラーとも言えるsofthouse-sealが送り込んだ『ビッチ生徒会長のいけないお仕事 』である。 本作はタイトル通り淫乱な主人公が学園の男子生徒を次々と頂くビッチ物の作品である。 過去にも完成度が高いビッチ物を出した事や、普通の紙芝居なら安定のsealという実績からノーマークとなっていたが住人の検証により特大のクソゲーであった事が判明する。 中盤までは宣伝通りの内容で進行するが、ある地点から雲行きが怪しくなる。 今までは単にエロゲ脳だから性行為に励んでいた主人公が突如未来を救う為に性行為をしている事を暴露する。 実は主人公は少子化で人類が滅亡しかけた未来を救うべく過去に送り込まれた存在だったというのだ。 その後も実はロボットだったことがアッサリ判明する等最初の設定は何処に行ったと叫びたくなるような展開が繰り広げられる。 この後唐突にエンディングを迎えるが、驚くべきはコンプしてもCG回想モードがスカスカだと言う事だろう。 実は本作はパッケージ版とダウンロード版で内容が異なっており、前者で超展開だったシナリオや埋まらなかったCGは後者にはしっかりと改善されている。 後にパッチによりパッケージ版もダウンロード版と同じ内容になるが、この事はパッケージ版は未完成で出し後発のダウンロード版はしっかりと作った事の何よりの証左となってしまっている。 そして設定が混乱している問題もCGと同様にダウンロード版では整合の取れた物に差し替わっている。 こちらも真相はsealの過去作『大乱交ザーメンシスターズ』の文章を流用している事が原因であり、そのせいでチグハグなシナリオになっていたのだ。 従来は変な冒険心さえ出さなければ安定と言われていたsealであったが、遂にダークサイドに身をやつし禁断の領域へと足を踏み入れてしまうのであった。 7月25日にはそんなsealに対抗せんと4本のクソゲーが勝負を挑んだ。 10mileの『ひとりのクオリア』及び『ふたりのクオリア』はかつての名作百合ゲー『カタハネ』のスタッフが制作した百合ゲーである。 2つで1つとも言うべき本作は元の発売予定から実に1年半以上の延期を重ねて発売された。 しかし大変長い準備期間を要した割には詰めが甘い文章やシナリオ、そして最後に『おわりのクオリア』という完結編の存在が明らかになる。 引き伸ばした挙句分割商法と百合ゲー好きには厳しい現実を突きつけるのであった。 新ブランドside-B の『メルトピア』はSLGという触れ込みだが、体験版の時点から戦闘の冗長さが指摘されていた。 戦略性は薄くやる事は回復と必殺技の発動位とゲーム性の薄さは如何ともし難い。 しかし処女作であり、色々と惜しい面も有ることから7月発売組の中では最弱と言えるだろう。 しかしこの中でも注目すべきは残り2作の方である。 まずはWHITESOFTの『ギャングスタ・アルカディア ~ヒッパルコスの天使~ 』(通称 ギャルカディア)である。 同ブランドから1年前に発売された『ギャングスタ・リパブリカ』のファンディスク的存在である本作だが、フルプライスとしては決して許容する事が出来ない薄さを誇っている。 まずシナリオの方であるが、ライターの作風が存分に活きているシナリオとなっておりそれ自体は好評であるがとにかく話が短い。 全体通しても5時間足らずで読み終わってしまう程のペラペラさである。 またライターが書きたい事は非常に細かく描写される一方で、日常感を感じさせる描写は薄く書きたい事だけ書いている感が如実に現れてしまっている。 しかし本作の最大の問題点は話の薄さでは無く、銃騎士から続く絵不足の方である。 なんと新規CGが29枚しか無いのだ。しかもこの中には立ち絵を加工しただけの水増しも含まれる。 CGモードには前作からの流用CGやSD絵がこれでもかと立ち並び数を誤魔化そうとする思惑があらわになっている。 このままでは銃騎士の二番煎じであるが、本作が飛び抜けている点は実は絵師すらも誤魔化していた点である。 選評時点で原画のミヤスリサ氏が描いたと思えない絵がある事は指摘されていたが、発売から約2週間後にメーカー直々に他人が描いていた事を認めてしまったのだ。 どういった経緯でこのような事態になったかは図りかねるが、銃騎士に続く詐欺ゲーとして修羅の国の暗黒っぷりを象徴する事となった。 しかしこんなギャルカディアでさえも塵芥として消し飛ばしてしまえそうな大悪魔がスレに降臨する。 発酵臭漂うその大悪魔の名こそザウス【本醸造】が召喚した『新世黙示録 ―Death March―』(通称 チーズ)であった。 メガテンこと女神転生シリーズの鈴木一也氏がシナリオを務める事や、ザウス【本醸造】としては久方振りの新作と言う事もあって発表当初の期待値は高かった。 しかしいざ蓋を開けてみると低質な公式サイト、体験版の時点で苦痛感が襲う有り様とクソゲーとしてのボルテージは発売前より最高潮に達していた。 この様に銃騎士同様見えている地雷の一翼と見做されていた本作であるが、検証に向かった住人が大量に行方不明になる怪事件が発生してしまう。 検証に挑んだ者が次々と行方不明になるその様は本家KOTYの『太平洋の嵐 ~戦艦大和、暁に出撃す!~』を彷彿とさせ、住人に恐怖をもたらした。 この尊い犠牲を無駄にすまいという使命を背負わなければ立ち向かう事すら出来ないという異常事態は後に「ゲー務」と称される事となる。 全容が判明したのは年の暮れにまでもつれ込んだが、生還した住人の証言によりこの大悪魔の恐ろしさがスレに伝えられるのであった。 本作はゾンビ襲撃に端を発する事件を追うADVとそれらを相手にしながら3Dダンジョンを進むRPGという2つの要素によって成っている。 まずは体験版から物議を醸したRPG部分について見てみよう。 公式では剣の合成・強化よる成長が売りのソードバトルなる物をアピールしていたが、この売りからして崩壊してしまっている。 愛情を込めて育てた剣であっても多少進んだだけで性能が追いつかなくなり陳腐化する上、ドロップアイテムの剣が強化済みの物より強い為結局どんどん乗り換えて行くだけの単調仕様。 極めつけは強化した剣を存分に振るいたいであろうラスボス戦はイベント固定の剣を強制されると、最初から最後まで自らの売りを全否定してしまっているのだ。 剣を強化してもそれを振るう敵はグラフィックはおろか名前まで流用ばかりでアイテムとユーザーのどちらがドロップするかどうかのレベルだ。 また3Dダンジョンを行動するのもこれまた困難で、ダンジョン内を歩きまわる事すら一苦労の操作性や方位、現在位置を示す物が無くあっという間に迷子になる等黎明期の3Dゲーム以下の出来である。 この様に操作系を始めとするUIもRPGとしての面白みも全く無い存在価値0の戦闘だが、プレイ時間が15時間以上にも上る無駄に長いボリュームが更なる苦痛をもたらすのであった。 さてゲーム性がクソでも話が面白ければマシであったが、大悪魔に慈悲を求めてはいけない。ADV部分もぶっちぎりのクソである。 問題点は腐る程有るが、殆どの元凶は主人公である鳥海知空(とりみちから)であると言っても過言ではない。 そのレベルはダメ主等と呼べる物をとうに超越している。 序盤で近所のおばさんに自転車の2人乗りを注意されても反省するどころか逆におばさんを徹底的に叩く発言をすると言った自己の正当性を絶対的に確信しているばかりでなく 他人に現実逃避するなと叱咤した後に自分が現実逃避してるのを咎められても無視する思考のブレっぷり。 そしてこれらの結果起こった物事に一切の責任を取らないとダメ人間要素の3段構えである。 あまりの頭の悪さに「知(脳が)空」「int 0」等と呼ばれてしまうのであった。 当然こんな主人公目線で進むシナリオに感情移入等土台無理な話なのは言うまでも無い。 もっとも主人公以外の登場人物も全員が全員揃って不快な人物ばかりで、その様は「登場人物全員がミストさん」と言われる程であった。 当然こんな気狂い共が織り成すシナリオもメチャクチャである。 本作の通称の由来である「血塗れの男性が居たりする異常事態であるのに関わらず、コンビニにチーズを買いに行くのを強行する。」と言ったエピソードを筆頭として 全編通じて行動の整合性がとれておらず、まともに読もうとすれば脳ミソが発酵する事は間違い無い。 更に厄介なのはシナリオ中盤以降に発生する時間ループ展開である。 これに意味が有るのなら良いが、ループする度に設定や展開が全て切り替わり、最後までループが発生した理由が分からないまま終わるのはループ物を語る上では致命的だろう。 このループ気取りのせいで伏線も平気で捨て置かれ、全て行き当たりばったりな超展開が続くのだ。 単純な文章として見ても変に気取ったせいで読みづらい節やギャル文字の様に小文字を乱用した文と、あらゆる面が擁護不能である。 他にも作画崩壊や明らかに体勢に無理がある一枚絵CG、セーブサムネイル実装を放棄した為どのセーブデータでも同じサムネイルで固定というぶん投げ仕様と救いは何一つ無い。 アマテラスと後光をバックにセックスするエロCG、通称「アマテラセックス」がウケた事位が本作の良い所だろう。 全領域対応型クソゲーとしてのポテンシャルは群を抜けており、以後スレはチーズを中心として推移していく事となるのであった。 ちなみに余談であるが後にこのチーズの外伝作品『わたしの勇者は多重神格者』なるシリーズが発売されており、本総評作成時点でエピソード3まで存在している。 こちらのシリーズは非常に安価でソコソコの出来というチーズが一体何だったのかと思える程の落差である。 その為住人達からは「炎上商法」「クソゲーを先に出すことで後が良く見える作戦」等とからかわれている。 チーズの出現により大恐慌を迎えたスレに乱入せんと常連のsealが増援を送り込む。 その名も『セックス あ~ん♪ パンツァー』。兵器擬人化に語呂合わせと流行り物パロを詰め込んだタイトルとしては今年2本目である。 seal自慢のくのいちやエルフの系列である横スクロールアクションゲームであるが、その出来はやはり期待を裏切らない。 至る所にに配置された通常のジャンプで越えられない穴、ラスボス以外は極端に弱い一方でラスボスは異常に高難易度とアクションゲームとしての問題だらけである。 そしてこれらへの対処方法は「オナニーしてパワーアップする」のただ一つである。 ゲーム性の崩壊は勿論、この「知るかバカ!そんなことよりオナニーだ!」と言わんばかりなカオスぶりは住人に一時の癒やしを与えたのであった。 秋には長らく修羅の国を離れていたオーバーフローの『ストリップバトルデイズ』が姿を表した。 本作は2年前に発売した『SHINY DAYS』のオマケとしてついていたゲームの単体製品版であり、新キャラ追加といった要素が告知されていた。 しかしその実体は新キャラを含む一部キャラにボイス無し、殆どのキャラがワンパターンで攻略可能と野球拳お触りゲームの基本すら出来ていないのであった。 だが本作最大の問題点はそんな些細な事では無い。 実は本作のパッケージ版は重大なバグを抱えておりアンイストールすると一つ上の階層に有るファイルが尽く削除されてしまうのである。 他にもユーザー設定ファイルにも悪影響を与える等、かの『みずいろ』と匹敵もしくはそれ以上の極悪度を有している。 クソゲーだからとアンイストールする者にテロ行為を働くその様は「ゲー謀」と呼ばれるのであった。 その後年の暮れを迎えると住人達は年末の魔物襲来に備えて厳戒態勢を敷くが、幸いにも今年の魔物は目覚めなかった。 しかし昨年の様に年明け後のラッシュへの警戒は続き、それに応える形で2本のクソゲーが来訪する。 年始休みも終わろうかという時にやってきたのは昨年大賞を獲得したミルクプリンの母体であるpotageの『ヤリ友ペット欲情生活』である。 本作はレイプ、監禁と言ったプレイが売りとされていたが、実際にはヒロイン個別ルートでは和姦ばかり行われ挙句の果てのはレイプや監禁等どうでも良いと主人公が悟ってしまう。 一方でNTRルートとされる方はそういったハードなプレイが見られるものの、ただのエロシーンオムニバスとなっており どういう理由や展開で犯されているのか全く把握出来ないためジャンルの醍醐味は完全に失われている。 加えてこのルートでの言動は極めて醜悪な文章センスで構成されているのも抜きゲーとしての価値を削っている。 「ぷぷーっ……!? そのカス教師に種付けされている件についてwww どうよー?まさに、【全俺が】ド淫乱メスガキ1人目【射精】状態」 「時、すでに、お寿司!!!」 等のネットスラングや古臭いギャグで彩られており、ライターは本当にコレで抜けると思っていたのか疑問である。 またエロシーンも非常に短く、声優も揃いも揃って素人同然と意図的に作ったクソゲー疑惑が出る程であった。 続いて現れたのは6月に発売されていたものの、後に発売したチーズ等の影響で解明が進まないでいたソフトハウスSORAの『俺がヤマタノオロチなら』である。 発売前よりその奇天烈なタイトルやあらすじが話題となっていたが年明けに封印が解かれた事でその真相が明らかになった。 本作はヤマタノオロチの生まれ変わりである主人公達の物語・・・かと思いきや全く違う。 実際のシナリオは主人公の正体が何かを追いかける神話の時代から続く因縁話なのである。 しかしもうお察しの通り正体もヘチマも無く、ユーザー側からみれば既にタイトルの時点で思いっ切りネタバレされている事である。 その癖最終盤まで鬱陶しい程結論を引き伸ばして正体について主人公は悩み続けるので非常に滑稽でありイライラする。 短い個別ルートの内容もスッカラカンな事この上なく、全ルートでスサノオノミコト(の転生したヒロイン)がワンパターンに解決してしまう。 主人公は勿論そのルートのヒロインですらただ見てるだけで終わる為「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」と思う事は必至であろう。 締めも地の文数行だけで世界崩壊を表現する他、唐突に現れたアマテラスとアマテラセックスを繰り広げる等ぶん投げ具合が半端ではない。 しかし流石は神話の生物である。ヤマタノオロチの戦闘力はこれだけに留まらない。 プレイすれば自ずと気づく事だが本作のグラフィックは非常に低質である。 異常にバリエーションが少ない立ち絵、後半になるほど塗りもデッサンも崩壊していく一枚絵CGと今年のトレンドはガッチリ抑えている。 中でも話題となったのが実写映像をそのまんま流用した為、駅前背景の画像に「鎌倉駅」の表示がバッチリ残っている事であった。(舞台は鎌倉と関係無し) 駅前以外にも遊園地がとしまえんだったり、道端の看板が実在の物まんまだったりと手抜きの境地を極めている。 システム面もまさに太古のエロゲが生まれ変わったかと見紛う程の時代遅れぶりだ。 ウィンドウで一文づつしか戻れないバックログ、ホイールでの文章送り不可、右クリックで戻れない、立ち絵は一人づつだけ表示 ととても21世紀のエロゲとは思えないお粗末さである。 バグも個々は致命的では無いが山積することで重厚な層を成している。 文章が繋がって表示される、コンフィグから戻れない、セーブロード画面の内容がクリックしないと分からない等盛り沢山となっている。 クソゲー最後の砦とされるサウンド関連もカバーしており、BGMが13曲しかない上にエロシーンでやたらとオドロオドロしいBGMを設定する等使い所すら外している。 特に常軌を逸しているのがSEであり、なんとこれが「人の声」なのである。 カーソルがボタンに触れる度に「カチッ」、クリックすれば「チャララーン」と気が狂ったような棒読みで話す為尋常では無いウザさである。 体験版は普通の電子音であったのに、製品版のアピールポイントとしてこのSEをメーカーが推しているのだから驚くべき話だ。 かように全領域に渡り極めて低品質であった本作だが、詐欺同然の魔物が彷徨く修羅の国においては珍しく「頑張ったけどダメだった」タイプのクソゲーであった。 選評者の「10年前のゲームが今になって出てきたようだ」という評はかつてのエロゲー達を彷彿させ、我々のエロゲーに求めるハードルの変容を感じさせスレにちょっとしたノスタルジーを届けた。 さて、以上2014年の主要エントリー作品を紹介した所で結論に移りたい。 次点は『カスタムメイドオンライン』、『ギャングスタ・アルカディア ~ヒッパルコスの天使~ 』、『ストリップバトルデイズ』、『俺がヤマタノオロチなら』の4作品。 大賞は『銃騎士 Cutie☆Bullet』、『新世黙示録 ―Death March―』の同時受賞とする。 2013年のKOTYeは多様なクソゲーが現れ、クソさの中にも笑い有り とでも言えるある意味実り多き年であった。 いわば「出来の悪い子程可愛い」とでも言う状態で微笑ましさすら漂っていた。 一方で2014年は冒頭部分で述べた通りまさに暗黒の時代とも言うべき一年であり、昨年とは明らかに空気が異なっていた。 今年のクソゲーは「無価値」「苦痛」を突き詰めた面々であったと言える。ある意味では昨年の結論に対するアンチテーゼとも言えるだろう。 『カスタムメイドオンライン』はオンラインゲームである意味が無く、課金有無に関わらず実りの無い作業プレイが待ち受けていた。 『ギャングスタ・アルカディア ~ヒッパルコスの天使~ 』は期待のシナリオはペラペラで薄く、絵師詐欺及び極少CGという裏切りがあった。 『ストリップバトルデイズ』は元のオマケ作品から殆ど進歩がなく、データ消去というPCにおける最大級の痛手を叩き付けた。 『俺がヤマタノオロチなら』は全領域に渡り見るべき所が無く、化石UIやバグといった副兵装でユーザーを苦しめた。 もっともこれらの面々のポテンシャルは非常に高く、生まれる年が異なれば大賞を獲得する物も有るだろう。 特に『カスタムメイドオンライン』のKOTYe史上初のオンラインゲームというジャンルを開拓した事は特筆に値する。 しかしこれらと比較しても『銃騎士 Cutie☆Bullet』及び『新世黙示録 ―Death March―』は頭一つ抜けている。 『銃騎士 Cutie☆Bullet』は近年の「絵が良ければいいんだろ?」と言わんばかりな修羅の国の風潮の集大成とも言える。 ただ一つ期待されていた絵という超えてはならない最後の一線とも言うべきポイントをやすやすと踏み抜け、まさに無価値の限界に挑戦したと言えるだろう。 また元より期待されていなかったというバイアスがかかっても尚最大級の苦痛を与えたシナリオも他とは段違いと言える。 ひたすらに寒いギャグ、過剰なパロ、頻出するネットスラングと言った文章のセンスは勿論だが、超展開や設定の混乱、シリアスとコミカルの住み分けが出来ない等の 駄文要素の六神合体とも言うべき銃騎士のシナリオ、文章はこちらもまた現在の修羅の国における風潮の集大成とも言えるだろう。 銃騎士が出たから他もそうなった という訳では無いが結果として銃騎士に続く様な形で二番煎じとも言うべきクソゲーが続々と現れた事からも まさに今年のトレンドを代表する存在であり、後に「2014年はどんな年だったのか?」と考える時に銃騎士さえ思い出せば概要が掴めるだろう。 エロゲーが紙芝居と言われて久しいが、銃騎士はその紙芝居型クソゲーの究極の姿の一つなのだ。 一方で『新世黙示録 ―Death March―』はRPGも内包しており土台からして銃騎士の様な紙芝居クソゲーとは一線を画している。 ザウス【本醸造】というゲーム性を売りにしているブランドから放たれたのにも関わらず、そのRPG部分は劣悪を極めていた。 アピールポイントであった剣の強化といった要素も全て水泡に帰すような仕様に仕上げ、そのゲーム性はまさに無価値だったと言えよう。 更に過去のヒット作を前面に押し出して作られたはずのADV部分も極めて不快な主人公らのせいで共感も感情移入も出来ない。 安易なループ物設定やそれに依存する形で次々と投げ捨てられていく伏線や設定といった要素を鑑みても読み物としての最低水準を下回っていると言わざるを得ない。 「プレイしても読んでも面白く無い」というその姿はまさに「クソゲーとはなんぞや?」の問いに対する完璧な回答となる事は間違い無い。 この2作はどちらも無価値と苦痛のレベルがカンストしているものの決して食い合う存在では無い。 すなわち『銃騎士 Cutie☆Bullet』は2014年のクソゲー界そのものの、『新世黙示録 ―Death March―』は我々が追い求めたクソゲーのそれぞれ化身とも言うべき存在なのだ。 以上の理由より2014年KOTYe大賞受賞作は『銃騎士 Cutie☆Bullet』『新世黙示録 ―Death March―』の2作同時受賞としたい。 甘酸っぱくて笑みが溢れる そんな2013年とは打って変わって2014年はそんな優しい時間がいつまでも続かない事を証明した一年であった。 年末の魔物こそ不在であったものの、それに代わる年度末の魔物という新たな脅威が現れ、7月もまた大激戦区と化した。 これが修羅の国の転機なのか、はたまた今年限りの災厄であったのかはまだ誰も知る由もない。 しかし確実なのは我々は今年もまたやって来るクソゲー達と向き合いそれを乗り越えた事だろう。 どんな困難が待ち構えていようともクソゲーに真正面からぶつかり、その実力を讃え合う・・・それこそがKOTYeである。 銃騎士とチーズという大嵐の中、死の行軍を敢行した住人という銃士隊であったがそれも終わりである。嵐の後は晴れやかな青空がそれぞれの胸の中に広がっている。 そしてこの物好き達は心機一転、2015年もクソゲーに会うため歩き続けるのだろう。全ては愛するクソゲーの為、そしてこのKOTYeがいつまでも続くことを願って。 最後に今年の大賞を勝ち取った『銃騎士 Cutie☆Bullet』『新世黙示録 ―Death March―』に次の言葉を送る事で締めたいと思う。 「またチーズを食ったらアナフィラキシーショックで死んじまうよ。」
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/49167.html
登録日:2021/09/01 (Wed) 18 44 46 更新日:2023/02/27 Mon 17 51 13 所要時間:約 13 分で読めます ▽タグ一覧 ST やるかやれないかの分水嶺 オウガイ無双 カシン無双 タイマン パチンコ 乙女アタック 戦国乙女 甘デジ 確変 黒コタ 乙女アタックとは、戦国乙女シリーズに搭載されている主に確変中のモードの一つである。 パチンコ、パチスロ共に搭載されているが、この項目では甘デジスペックのものに絞って解説していく。 概要 初代が登場して10年以上、パチンコは2021年現在実に6作が展開されている戦国乙女。 そのスペックも多種多様であるが、甘デジは初代から一貫して「初当たり後は必ず回数限定の確変(ST)に突入し、その間に当たりを引くとその後はSTに時短が付く」と言うスタイルで登場していた(6のみ違うが…)。STや時短の回数はシリーズにより異なるが、ST+時短の合計は100回になるように統一されている。 ST自体の継続率は50%前後と連チャンする為には少々頼りないため、この時短を取れるかどうかが甘デジ乙女では非常に重要。この時短を獲得する為の最初の壁…それが乙女アタックである。 演出の流れ 乙女武将と敵武将とのタイマンで、1人ずつ順番に戦っていき乙女が全員倒れるまでに敵武将を1人でも倒せば(=大当たり)成功となる。戦う順番は概ね固定であるが、全く異なる作品もある。対峙する敵やカットインの有無などのチャンスアップが重要で、中には出てくるだけで大当たり濃厚になる演出もありそのパターンは実に多彩。 以下、シリーズ毎の特徴をまとめていく。 ☆戦国乙女(初代) 【ST大当たり確率:1/15.15】 【ST回数:8回転】 初代にして乙女アタック初登場作品。戦う乙女の順番は図柄の数とリンクしており ヒデヨシ→ケンシン→イエヤス→ヨシモト→シンゲン→マサムネ→ノブナガ→ミツヒデ で固定。対峙する敵は4人で期待度の低い方から オウガイ<<(越えられない壁)<ムラサメ<コタロウ<シロ(大当たり濃厚のプレミアキャラ) となっている。このオウガイが無類の強さを誇り、勝率は0.5%以下と言われまず勝てないので、打ち手はコタロウ出現を祈りハンドルを握るのであった… ☆戦国乙女2 【ST大当たり確率:1/14.4】 【ST回数:8回転】 シリーズ2作目。新キャラクターとしてソウリン、モトナリ、モトチカの三人が追加。 乙女アタックの流れは前作と特に変わらず。確率が少し甘くなったので前作よりは(ほんのり)勝ちやすくなっている。 チャンスアップ演出が搭載され始めたのもこの作品からで、ボタンを押してカットインを出すもの(弱<強、コタロウ相手の場合は強カットイン出現で濃厚)と連打して必殺技発動を狙うもの(成功すれば誰が相手でも濃厚、コタロウの場合は失敗しても濃厚)がある。 新武将の3人はデフォでは戦わないが、チャンスアップの一つとして従来の乙女の代わりに戦ってくれる演出がある。 が、期待度的にはそこまで変化は無く当然の如くオウガイにしばかれる。 ☆戦国乙女3~乱~ 【ST大当たり確率:1/19.33】 【ST回数:11回転】 シリーズ3作目。今作からサブタイトルがつくように。新たな敵「カシン居士」との激闘を描く。 従来の乙女アタックに加え、カシン一派と戦う「新乙女アタック」の2つのモードから選べるようになった。 前作追加の乙女も正式にメンバーとして加わり回転数も増加。が、大当たり確率も重くなったので大当たりの期待値はあまり変わっていない。戦う順番は前作までの並びの後に ソウリン→モトナリ→モトチカ と続く形になる。カシン一派の期待度はオウガイ一派とほぼ一緒なので カシン=オウガイ、鬼灯=ムラサメ、紫苑=コタロウ と見て間違いない。実際の所カシンの強さは別格で、以後のシリーズでの乙女アタックではオウガイと共に2強として立ちはだかる事になる。 ☆戦国乙女~花~ 【ST大当たり確率:1/39.9】 【ST回数:28回転】 シリーズ4作目。タイトルからナンバリングが取り除かれサブタイトルのみに。筐体デザインも大きく変わり新たな乙女の追加やメインストーリーから数名の乙女がリストラされる等、色々と様変わりした作品。本作からシリーズ特有の激熱柄として「乙女柄(デフォルメされた乙女の顔イラストが散りばめられた柄)」が追加、メーカー柄の虎柄に代わって使用される事になる。 乙女アタックも「真乙女アタック」と名を変え中身がガラリと変化。ストーリーの都合や乙女の入れ替えで戦う乙女の人数や順番が変化。具体的には リキュウ(新)→ヨシモト→イエヤス→ヒデアキ(新)→モトナリ→マサムネ→ドウセツ(新、パチスロ版から)→ソウリン→ヨシテル(新、パチスロ版から)→トシイエ(新)→ヒデヨシ→ノブナガ となった。また、従来は1人1回転で決着が着いていたが本作は1人に付き2回転かけるように。戦いの流れは前作までと変わらないが 互いに名乗り→対峙、斬り合い(ここまでで1回転)→決着 という風に合間で区切られるようになった。この仕様のおかげ(?)で、特定の打ち方をする事により前作までは勝つことが難しかったカシンやオウガイを倒す姿を見れる確率を上げる事が出来るようになっている。 その方法 何も難しい事ではなくただ 「電チューに1玉だけ通し、変動が終わったらまた1玉通す。以後繰り返し」 これだけ。要は保留を貯めずに消化すれば良い。単発打ちと呼ぶ人もいる。 保留が2個以上貯まっている場合、貯まっている分の当否はまとめて告知される。つまり最初の対戦相手を決める変動でその後にも保留が貯まっていて、その2回ともハズレならカシンやオウガイが選ばれ易くなるし、どちらかでも当たっていたならコタロウが選ばれ易くなる。当然の事だが当否は電チューに玉を通すまでは抽選していないので対戦相手を決める変動でハズレを引いてカシンやオウガイが出て来ても、次に通した保留で当たっていたならそのまま倒す演出になる…という訳である。 大当たり確率の分母がそれなりに重いので成功するには回数を要する事と、何より対戦相手を決める変動で当たりを引いてしまうとほぼ意味が無いと簡単では無いが、それでも普通に打つよりはかなり期待値を上げる事が出来るのでカシンやオウガイを倒したい!という人はやってみよう。 何より、打―WINのミッションの中にはオウガイ、カシンを倒せというものや、「オムコカ制覇(パスワード発行から記録するまでにオウガイ、ムラサメ、コタロウ、カシンを全て倒す)」というミッションがあるので、これにチャレンジする人は嫌が応にもやらざるを得ない。 この打ち方は対戦相手にも影響があり、単発打ち限定でコタロウは出現時点で勝利濃厚となる。これは5でも適用し、5の場合なんとカシン以外全員勝利濃厚となっている。勿論オウガイも対象で、オウガイはその後ダブルアタックに発展しなければMAXラウンドも濃厚になる。これまでの激寒キャラが一転して激熱キャラになるという破格の扱いである。 「1個ずつ電チューに入れるのが難しいor面倒くさい」という人や変則打ちしたくないという人は以下のようなやり方もある。 【対戦相手決定から斬り合いのタイミング(1回転目の変動が終了するまで)までに保留を最大まで貯め、全ての保留が消化するまで打ち出さない】 こうすると、保留を貯めた乙女の次の次の乙女の斬り合いで変動が止まるので、そこからまた打ち出せば単発打ちと同じ効果がある。 【左打ち(ヘソ保留)で消化する《非推奨》】 ヘソ保留の場合、電チュー保留と違い毎回転期待度の判定をしているので、常に貯めて消化しても単発打ちと同じ挙動になる。 とは言え圧倒的に効率が悪いので玉減りが激しいし、ヘソと電チューでは大当たりの振り分けも違うので出玉の期待値でかなり大損してしまう。演出を見るだけの為にはハイリスクと言わざるを得ない。やるとしても精々初当たり後に残ったヘソ保留でやるぐらいに留めた方が無難。 ちなみに、対戦相手を決める変動で当たりを引いた場合はそのまま決着の演出に移行するので、斬り合い→決着の変動が変わるタイミングでセグが止まらなければその時点で大当たり濃厚となるので、演出が見飽きたという人はセグを眺めるのも良いかも知れない。 敵武将はオウガイ一派にカシンがくわわる形になり鬼灯、紫苑がリストラ。期待度がカシン=オウガイなのも一緒で、普通に打った場合のこの二人が絶望なのは変わらない… チャンスアップも更にバリエーションが増加。前作から連打で必殺技発動を出すものがカットされたが ボタンの種類【通常<赤<勝鬨レバー、乙女柄(どちらも濃厚)】 カットインの種類【緑<赤(コタロウなら濃厚)<萌えカットイン(濃厚)】 画面エフェクトの色【緑<赤<金(濃厚)】 保留入賞時に保留変化音と共に楽曲が流れる(該当の保留で大当たり濃厚) 等がある。 ちなみに、今作メインストーリーから外れてしまい乙女アタックにも参戦していないケンシン、シンゲン、ミツヒデ、モトチカの4人は乙女アタック終了後の「卑弥呼チャンス」で図柄テンパイ時に登場する。卑弥呼チャンス中はテンパイ=大当たり濃厚となっており、必然的に彼女らが戦う時は相手が誰であろうと必ず勝つプレミアのような扱いとなっている。まぁ出てくるのは大概ムラサメかコタロウだけどな! ☆戦国乙女~10th Anniversary~ 【ST大当たり確率:1/43.1】 【ST回数:28回転】 シリーズ5作目。サブタイトル通り10周年記念の作品であり、あちらこちらに10周年を祝う演出が散見される。前作から結構間が空き、その間にノブ様の声が何か変わった気がするが気のせい。 タイトルが「乙女アタック」に戻り、前作でリストラされた乙女が復帰、代わりにドウセツ、ヨシテルが抜け合計14人に。戦う順番は3までの並びに トシイエ→リキュウ→ヒデアキ と続く形に。1人2回転かける仕様も含め前作からの踏襲となっているが、チャンスアップ等の演出面が大きく変化。ボタン→カットインといった前作おなじみの演出がカットされ、代わりに乙女が援護に駆けつけ二人がかりで敵に挑む「ダブルアタック」が追加。 いくら勝てないからと言ってそれで良いのかお前ら 大幅に期待度が上がるチャンス演出ではあるものの、濃厚パターンを除き最も期待度が高いコタロウでも85%程と外れる可能性もあり、場合によってはコタロウに二人がかりで挑んで返り討ちと言うシリーズ屈指の情けない姿を拝んでしまう事も… 他にも色々あり、例えば 保留入賞時の楽曲変化(濃厚。今作は保留変化音はせず台枠がレインボーに光る) 対戦相手決定時に画面下のロゴ役物が動く【ムラサメ<コタロウ<それ以外(濃厚)】 斬り合いの瞬間に画面左右の旗が動く。この時、旗がレインボーに光れば濃厚。 決着の前に別の乙女が割り込み、仕切り直す。この時対戦相手が変わる【ウジマサ<コタロウ<それ以外(濃厚)】 …などなど。何と言っても一番の変化は普通に打っててもカシンやオウガイ出現から勝てるパターンが増えた事だろうか 本人に勝てるとは言ってない 敵武将は前作からのメンバーに、本作の重要キャラであるウジマサ、そしてパチスロ版ではお馴染みの松永弾正久秀が追加。松永はシロと同じくプレミア扱いで、しかもMAXラウンド当たりも濃厚になるという非常に嬉しい相手となっている。 戦国乙女6 暁の関ヶ原(甘デジ) 【初当たり確率:1/99《図柄揃い1/299.2と小当たり1/149.9の合算値》】 【時短中当たり確率:1/51.5《図柄揃い1/299.2と小当たり1/62.2の合算値》】 【時短回数:特図1 25回(98%)or71回(2%)、時短中or特図2当たり後は71回】 シリーズ6作目。2021年現在時点での最新作で、シリーズ初の「1種2種混合機」で登場。混合機のシステムについてはこちらを参照の事。分類上確変機では無いが、モードとして乙女アタックを搭載しているので一応解説する。 カシンに乙女達が挑む「カシンアタック」、制限時間内にパトランプを鳴らせば当たりの「きゅいんアタック」と合わせて3モードから選べるように。カシンが単独になったため、敵武将は3以来のオウガイ一派+シロの並びに戻った。混合機になり内部の抽選は変わったものの、やっている事は「短い時短中に大当たりを引けば、その後は長い時短が付く」と大筋は変わっていないので、これまでの乙女ファンでも違和感無く打てると思われる。 …が、単純に数字だけを見た場合「25回+乙女チャージ4回の29回転以内に1/51.5を引く(2%直行含めたRUSH突入期待度約44.5%)」と初回突破率は歴代最低ラインなので突破は容易では無い。しかも、大当たり確率は合算値なのでメインとなる小当たり確率だけで見た場合はぶっちぎりのワーストワンである。ロング時短への別ルートとして直撃と遊タイム(スロットの天井のようなシステムで、通常時を規定回数消化すると右打ちに突入する救済機能)があるが、直撃は初当たりの2%と狭き門、遊タイムは通常時777回消化で突入とほぼあって無いようなものなので期待は出来ない。甘デジなのに何故こんなに深いのかと言うと、本機は甘デジではあるが小当たりを含まない図柄揃い確率は1/299となっており、遊タイムはこちらの数字が参照されているため。(遊タイム発動の規定回転数は通常確率大当たりの確率分母の2.5~3倍と決められている。) 卑弥呼チャンス 初代~2までと違い、戦国乙女3では電サポ保留(特図2)での大当たりが内部状態問わず次回ST+時短=電サポ100回転になった。 この仕様に合わせ新たなモードが追加された。 電サポ終了後に残った電サポ保留の個数分(普通に打っていれば4か5回転)、卑弥呼チャンスへと突入する。 このゾーンで見事大当たりを獲得できれば乙女アタック突破と同様の恩恵が得られるため、STを突破できなかった敗者が一縷の望みをつなぐ最後のチャンスである。 内部的には通常確率状態ゆえ1/100をわずか4、5回転で当てるのは簡単ではないが引き戻した時のやってやった感は大きい。 このゾーンでは図柄がテンパイすれば再び乙女アタックの画面に戻りオウガイ一派と再戦する。 卑弥呼のアクションにより期待度が変化し、特に卑弥呼が開眼状態になればテンパイ確定で乙女アタックはST時よりも高い勝利期待度を誇る。 そしてこの卑弥呼チャンスは~花~以降、テンパイ=大当たり濃厚と強化され5まで受け継がれていく。 ~花~ではST28回転に対して乙女アタックは24回転しかないため乙女アタック敗北後の卑弥呼チャンスは確変状態での抽選となる。 また戦国乙女6においては乙女チャージと名を変えて電サポ残り保留の当落を1回にまとめてジャッジする方式に変更されている。 乙女アタックで戦う敵武将の皆様 ☆室生オウガイ CV:長谷川静香 最強の漢…もとい女武将。女ラオウとか暗黒騎士とか女性には似つかわしくない呼び名で呼ばれる事も多いがれっきとした女性。詳細はリンク先で。 乙女アタックではシリーズ通して勝率0.数%と言われ、オウガイが出てきたら「さっさと次行こ次」となる程に無理ゲー。が、前述したように「~花~」以降はシバき倒す姿もそこそこ拝めるように。作品によっては倒せばMAXラウンド濃厚となる場合もあるが、いかんせん勝率が勝率なので期待するだけ無駄である。 ちなみにオウガイの魂はその後病弱なロリっ娘に転生したらしい。 ☆斉藤ムラサメ CV:結城アイラ オウガイ一派の1人で妖艶な姿や雰囲気を醸し出すエロ姉さん。一派と言っても利害の一致から協力体制を敷いているだけであり、自身の思惑で暗躍したり謎の多い方。ヒデヨシの両親を殺した張本人でもある。 オウガイに次ぐ強敵で勝率はおよそ10%前後とも言われる。たまーに倒せるかも?ぐらいの期待値の為、彼女が出てくると「ワンチャンあるか?」と思わせるが、結局はこちらをシバき倒す事が多い。期待させるだけさせておいて落とす魔性の女である。 ☆相田コタロウ CV:野村香菜子 オウガイ一派の1人のショタっ娘。オウガイ、ムラサメからはパシリ扱いされたり、乙女達からはナメられたりするなど苦労が絶えないが強くなる為に日々努力を欠かさない頑張り屋さんである。 プレミアを除き、最も期待度が高い相手。実際、乙女アタック突破時の大半はコタロウ相手なので打ち手にとっては重要な相手となる。それだけに、コタロウ相手に負けた時はショックも倍である。シリーズを追うごとに強くなっている節があり、唯一の負けパターンである「ボタン→弱カットイン」だと一切安心出来ず、それらのチャンスアップがカットされた5作目に至ってはそのままはおろか、こちらが二人がかりでも問答無用でシバき倒す事も多い。彼女の努力が実った証だろうか… ☆カシン居士 CV:花澤香菜 3から登場。大きなツインテと背中から生えた触手っぽい何かがステキな女の子。同作のエンディングで卑弥呼と乙女達の力により封印され消滅した…はずだったが、その後も何やかんやストーリーにちょいちょい絡むように。乙女の一人に転生して乗っ取って暗躍したり、単独でリーチ演出が作られたり、同じ立場のオウガイより明らかに出番が多く優遇されている。成仏しろ 登場以降は人間界の生活もエンジョイしているようで、乙女達とゴルフに興じてみたり、オウガイやモトナリ他異世界の女の子達とバンドを組んでヴォーカルとして活動したりしている。 乙女アタックにおいてはオウガイポジションの最強の敵として立ちはだかる。オウガイと同等なので打ち手からすると敬遠したい相手。特に5作目は単発打ちした場合、唯一のハズレキャラなのでオウガイ無双ならぬカシン無双を拝んでしまう事も… ☆鬼灯(CV:結城アイラ)、紫苑(CV:上坂すみれ) 3で登場したカシンの配下。この時は地味な立ち位置で、乙女アタックにおいてもそれぞれムラサメ、コタロウと大差ない役割な為イマイチ目立たない存在。 が、6においては… ☆シロ CV:??? 乙女ファンにはお馴染みの兜を被った犬っころ。こいつが出てくれば問答無用で勝利濃厚となるプレミアキャラ。プレミア扱いの為めったに出てこないが、不意に出て来て打ち手を興奮させるニクい奴である。 ~花~以降はデザインが変わり可愛らしい見た目になった。 ☆北条ウジマサ CV:大地葉 5で登場した同作品における最重要キャラ。温厚な人物であったが何者かに操られ正気を失い、敵として立ちはだかる。 乙女アタックではコタロウを上回るチャンスキャラで、ダブルアタックに発展しなかった場合はその時点で大当たり濃厚。素で出てきて負けたら泣いていいレベルである。 ☆松永弾正久秀 CV:小野大輔 パチンコの乙女だけ追っている人は、おそらく「?」となるかも知れない。初代パチスロ版で登場したメインの敵キャラ。元々はヨシテルの配下だったがヨシテルのやり方に反発し謀反、相対する事になる。 シロと同じくプレミアキャラで、こちらの場合はMAXラウンドも濃厚になる。 余談 ☆ここで取り上げたような「最初のSTで当たると電サポ100回」というスペックは一時期甘デジ界隈ではよく見られたスペックであり、特に戦国乙女の開発元である平和は他作品の甘デジ…特に萌えパチの多くがこのタイプである(南国育ちシリーズ、乙女フェスティバル、百花繚乱サムライガールズetc…) 似たようなタイプに「時短突破型」と呼ばれるものがあるが、そちらと比べると最上位モードに行くまでのハードルが低く、ST+時短のトータルで見た場合の継続率がそこそこ良いため一定の支持を受けているものと見られる。 特にサムライガールズは最初のSTが「サムライアタック」と名称どころか内容も乙女アタックとほぼ同様であり、他にも演出の多数が戦国乙女を意識した作りになっている上にプレミア演出では本家乙女のキャラが客演していたりする。 近年では度重なる規制やCR機→P機の移行による変化など様々な事情により、高継続、出玉スピードの高速化を演出出来る機種が求められるようになり、継続率90%↑が当たり前、時速ウン万発がデフォなど規制って何だっけ過去にも例を見ないような爆裂機が台頭するようになったため、この項目の甘デジのようなマイルドなスペックは廃れ気味になっている。 その時流に乗ってか、戦国乙女も6作目「暁の関ヶ原」では爆裂機のスタンダードである「1種2種混合機」で登場し、その甘デジも同様となり伝統のスペックから脱却する事になった。 ☆「~花~」以降の乙女アタックではチャンスアップや演出法則が大幅に増えたが、ファンの中では賛否両論である。中でも槍玉に挙がりやすいのが「保留入賞時の楽曲変化」と「ダブルアタック」。前者は「先読み演出カスタムを入れていると大当たり時の選択頻度が上がるため(解析が無いので本当にそうなのかは不明)楽曲変化しないと期待出来ない=それ待ちになってしまいつまらない」、後者はやはり絵面が問題だろうか。ストーリーではラスボス級のウジマサはともかくコタロウは大当たり濃厚でも良かったのでは?とする声もある。まぁ確かに、 名だたる戦国武将の名を冠し実力もそれに見合う程ある乙女二人 vs 実力は未熟で発展途上かつ得物は特に銘も無い野太刀一本のコタロウ で負けてしまうのだから分からなくも無いが…特に投資が嵩んでいる時にこんな醜態をさらけ出そうものならショックとイライラで感情がぐちゃぐちゃになる事請け合いである。 不評の声を受けてか、5では打-win利用時限定でチャンスアップ演出が一切出なくなる「シンプルモード」が選択可能。毎回パスワードを発行しなければならないが、こちらは概ね好評のようである。尚、2022年末を以て打-winはサービスを終了しておりパスワードの新規発行は出来なくなったが、公式でシンプルモード利用可の全開放パスワードが公開されているので、今からシンプルモードを利用したい人はそちらを(プレイ記録等は出来ないので悪しからず) 乙女アタックに思い出のある方は追記、修正宜しくお願い致します。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 乙女2からはチャンスアップの概念追加(小カットイン、大カットイン、連打) -- 名無しさん (2021-09-02 09 12 31) 乙女花では入賞時曲変化(当確)追加 乙女シリーズでは無いが、乙女フェスティバルにも1回転限りの演出で搭載。なんとオウガイが当確。 -- 名無しさん (2021-09-02 09 16 29) 花から余計なCU追加しすぎて一気に面白くなくなったんだよなぁ…仮にも戦国武将なのにいきなり割り込んできて2対1→そんだけ卑怯な手使ってコタロウにすら負ける可能性があるとかこの演出考えた奴を打ち首にしたいわ! -- 名無しさん (2021-09-02 12 52 47) 2の時点で8vs1で戦ってるので最早プライドなんてないです しかも3割くらい負けるのが草 -- 名無しさん (2021-09-02 16 41 11) 5は2人アタックとか敵キャラ増えすぎでで迷走してたけど、6は元に戻って良かった。 -- 名無しさん (2021-09-20 09 46 51) 5の乙女アタックが一番好きです? -- 名無しさん (2021-10-27 11 53 26) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2671.html
キャプテン ED 【きゃぷてん えど】 ジャンル シューティング 対応機種 ファミリーコンピュータ 発売元 CBS・ソニーグループ 開発元 グラフィックリサーチ 発売日 1989年8月25日 定価 5,900円 判定 クソゲー バカゲー ポイント 意味不明のシステムに唐突なミニゲームスベりまくりのギャグボスグラフィックは意外と良好 概要 ストーリー 特徴 問題点 評価点 総評 余談 概要 音楽ユニット「 生福 (しょうふく)」プロデュースのゲーム。 しかしその内容は稚拙なシューティング、唐突かつ意味不明なミニゲーム、理解不能なシステムで盛りだくさんという、良く言えば前衛的な試み、悪く言えばプレイヤー置いてけぼりの怪クソゲーのテイストを放っている。 ストーリー 「エド星」にその人ありと称えられる名宇宙パイロット「キャプテン ED (えど)」がいた。平和な日々を送っていたある日、彼の恋人が「キョウ星」の恐怖の大魔王に攫われてしまう。恋人を必ず助け出すと決意するキャプテンED。だがキョウ星へたどり着くには、七福神の助けが必要だったのだ。しかしその七福神も、大魔法によって七つの宇宙に幽閉されているという。七福神を解放し恋人を救い出すため、キャプテンEDは宇宙へと飛び立った。 特徴 残機制ではなくエネルギー制の縦STG。ダメージを受けエネルギーが0になるとゲームオーバー。武装はショットと近距離攻撃用のハンマーのみ。 地上は自機サイズのパネルがタイルのように敷き詰められている。それ以外にはガススタンドとコンビニがある。 パネルは緑、黄、赤、青の4色のいずれか。このパネルの色は定期的に変わる。 緑色を通っても何も起こらないが、黄色を通るとダメージ、赤色を通るとダメージ+通行できない。また青色のパネルをハンマーでたたくとアイテムやワープポイントが見つかる場合がある。 敵を倒すとお金が手に入る。 ガススタンドとコンビニは、ハンマーで叩くと行くことができる。 ガススタンドでは、お金を使ってエネルギーの補給ができる。 コンビニでは様々なアイテムが買える。アイテムの使用はプレイ中どこでもできる。 何故か貫通弾が「おにぎり」や「なっとう」等だったり、復活アイテムが「たまご」だったりしている。この世界のコンビニには、普通の食べ物はないらしい。 7つの宇宙を巡っていく。全7面。 それぞれの宇宙の名称は「オダワラ」「ハコネ」「ハマナコ」「アライ」「クワナ」「オカザキ」「オオツ」。この世界の宇宙は、東海道と深い関わりでもあるのだろうか。 ワープポイントに入ると、「おつげワールド」「トラップワールド」「ボスステージワールド」のいずれかに行ける。 おつげワールドではパスワードが聞ける。攻略のヒントが聞ける場合もある。 おつげワールドでは、ヒントをくれる二人以外に坊さんが出てくる。この坊さん、「シのせかいはそんざいする」とか、霊界に迷い込んでいるような事を宣ってくれる。もちろん知っても何の役にも立たない。 トラップワールドでは、4連続のハイ ロー、金が増減する3×4のエリアを1分間ただ歩くピクニックらしきもの、音ゲーもどきのいずれかをやらされる。 ボスワールドではボスが待ち構えているが、コンビニで「こっとうひん」を購入しないと入る事ができない。 ボスを倒すと、「かみさまワールド」に行け、七福神を助けられる。 ボスは魔王の配下らしく魔物っぽいのだが、中には何故か某聖飢魔IIモドキやら、スピーカー背負っているのやらもいる。ボスに音楽要素を出すにしても、他にやり方はなかったのだろうか。 七福神にはそれぞれ自機をパワーアップさせる能力があり、乗せていると効果がでる。ただし4人までしか乗せられない。残りは途中で手に入る宝船に乗せる事になる。 ただ七福神のはずなのだが、寿老人と福禄寿がいない。代わりにいるのは「生福」の生方則孝氏と福田裕彦氏。確かに助けた時点は「わたしは、じゅろうじん」というのだが、その後自己紹介しだすと「オレ、うぶかただ」とか言い出す始末。 あげくに"レコード"買えと宣伝までやり出す。もっとも本作の時代、レコードはもう消滅寸前なのだが。 さらに生方則孝氏と福田裕彦氏とあるこっとうひんが揃うと、「合体神 生福」なるものに変身する。この時、突然画面がコンサート会場に様変わり。そしてしょぼいFC音源の曲を長々と聞かされる。結構辛いものがある。 「べんてん」「だいこく」「びしゃもん」が揃った時も、「合体神 三面大黒」となる。その濃い顔と演出もある意味必見。 他の七福神も、当時CBSソニーに在籍していたミュージシャンをモチーフとしているらしい。 ストーリーでは七福神は、それぞれ七つの宇宙に閉じ込められているハズなのだが、実際には全員同じ場所に閉じ込められている。一応閉じ込められている部屋はバラバラ。 問題点 ころころと色が変わるパネルは、鬱陶しいだけ。 パネルの配置は考えられておらず、横一線に赤色が並びどこも通れないなんて状況もよくある。ただ救いは、画面下に追い込まれてもゲームオーバーにならない事。 また全7面なのだが、各面の違いはパネルに描かれているイラストだけ。出現パネルに傾向などもない。実質全1面しかないのと同じ。 苦痛なミニゲーム。 いきなりなんの脈絡もなく、場違いなステージに飛ばされる。 ミニゲームのなかでも、音ゲーはもはや苦行。しょぼいFC音源でノートの表示もなしにやらされるものだからかなり厄介。かと言って無視していると、結構な額を取られてしまう。嫌々でも付き合わざるを得ない。 ピクニックも金の増減がランダムなため、動き回ったからと言って得になるとも限らない。しかし、1分間減っていくタイムを眺め続けるのもまた苦痛。 ハイ ローは可もなく不可もなく平凡。 ボス戦以外は超低難易度。 ガススタンドが頻繁にある、エネルギー補給のアイテムの出現率も高いと、ダメージ復帰が簡単。さらに無敵アイテムもよく出る。敵の出現数も少ないので、ボス戦以外ではまずゲームオーバーにならない。STGの爽快感なんてまるでない。 最終面ではファイナルゲートにかみさまを並べてほしいと言われる。しかも制限時間付き。正しく並べないとラスボスに会えない。ノーヒントなので片っ端から試すしかないが、適当にやって当てる程度の時間はある。 そしてラスボス面だが、なぜかプレイキャラクターがキャプテンEDとなり、ゲームもサイドビューアクションになってしまう。動き回るボスの攻撃範囲は画面半分ほどあるので、ほとんど避けようがない。 実は、適当にゴリ押ししていれば終わる。というかそれ以外戦いようがない。接触時の無敵時間がほとんどないので、状況によっては一瞬でやられる場合もある。 ボタンレスポンスが劣悪。名前・パスワード入力時が顕著でボタンを軽く押しても文字が二重に入力される事が多く、パスワードコンテニューが苦痛。 生福プロデュースの割に、サウンドドライバが悪いのかプログラムがへちょいのかとにかく音源がファミコンであることを差し引いてもチープ。 やはり音楽ユニットプロデュースだからか、BGMが変わるアイテムなんかもある。もっとも変わったBGMもやはりへなちょこ。 評価点 ボスのグラフィックは結構描き込まれている。大型キャラの割には動きもスムーズ。 『ファンタジーゾーン』的な、強化アイテムを買うというシステムは悪くはない。 総評 土台となるシューティング、ミニゲームが稚拙かつ意味不明で、結果的にクソゲーの印象を強烈に与えている。 ファン向けのサービス、あるいは狙ったバカゲーの位置づけだったのかもしれないが、プレイヤー置いてけぼりで展開が進んだり、登場するギャグをことごとく外していたり、生福のコアなファンですら頭を捻るような展開が終始続いていく。 スタッフが好き勝手に出したアイデアを考えなしに混ぜ込んだような、カオスなゲームとなっている。生福の二人は、一体なにを表現するつもりだったのだろうか。 余談 生福とは1980年代後半に活動していた音楽ユニットで、CD「内容の無い音楽会」(本作の翌日8月26日発売)はカルト的な人気があることで知られる。 ゲーム中で宣伝していたのは、おそらくこれのことと思われる。しかし「内容の無い音楽会」のレコード版は存在しない。レコード世代なので、単に気づかなかっただけなのだろうが。 メンバーの生方則孝氏、福田裕彦氏は現在も様々な形で音楽界で活動。 生方氏は『スーチーパイシリーズ』『ゲーム天国』等で、福田氏は『スーパーボンバーマンシリーズ』『ジェリーボーイ』『天外魔境II 卍MARU』『エメラルドドラゴン』等で作曲に関わっている。 ネーミングの元ネタはディズニーランドにて上映していた3Dメガネ必須ムービー「キャプテンEO」(マイケル・ジャクソン主演)。
https://w.atwiki.jp/risouotome/pages/169.html
515 :名無しって呼んでいいか?[sage]:2010/06/24(木) 14 33 35 ID ??? 人外大好きなのに虫だけは嫌いでしょうがないからどうにか萌えられないか頑張ってみた 初心者にも優しく人型にもなれる虫ならあるいは… 題しておむすびころりんdeアリスinわんだーランド的ネオロマ昆虫記 主人公は田舎で暮らす平凡な女の子 いつものように犬と散歩をしていると、大切なリボンが風に飛ばされてしまった! リボンを追いかけた先で迷い込んだのは、異形の虫たちが蔓延る暗黒の世界… 果たして主人公は母の形見であるリボンを取り戻し、無事に帰ることができるのだろうか? 【蟻】 主人公が最初に出会う虫。無口無表情で何を考えているのかわからない怪力の持ち主 戸惑う主人公から甘くていい匂いがするのでとりあえず家に運ぼうとする 従順で自我の薄いタイプだが、主人公と共に行動することで徐々に感情に目覚めていく 【蜂】 警戒心もプライドも高い虫。派手な外見に反して中身は生真面目なイケメン 気に食わない蟻と行動する見知らぬ主人公に攻撃をしかけるが、犬に撃退される その後ちょくちょく襲撃を繰り返すも、時に主人公の危機を助けるツンデレ 【蛾】 皮肉屋で人(虫)嫌いな虫。地味な印象ながら意外と大柄でたくましい リボンの行方を知っているらしいが中々話してくれない 自分の毒舌にもめげない主人公の明るさに惹かれる 【キリギリス】 蟻の友達。歌が好きでいつもへらへら笑っている能天気そうな虫 しかし実は自分より歌のうまいコオロギや自分と似て非なるバッタに劣等感をもった陰湿な性格 自分より劣っていると思っていた蟻に変化をもたらした主人公を憎むが… 【蜘蛛】 主人公に助言を与える虫。ミステリアスで上品な微笑みの紳士 神出鬼没で何故か主人公の行く先々に現れては手助けしてくれる優しい紳士 そのうえ失くした代わりのリボンをくれたりナチュラルにセクハラもしたりする変態紳士 516 :名無しって呼んでいいか?[sage]:2010/06/24(木) 14 36 26 ID ??? 【蝶】 蛾の元恋人。自信家で恋に奔放な美女。主人公のリボンを拾った張本人 カマキリに襲われているところを助けると、王の居場所へ案内してくれる 【カブトムシ】 虫の王に仕える将軍。隻眼ながら威風堂々とした強面の虫 先代の虫の王の弟だったが、若くして王を打ち破った現在の王に深く心酔している そのため王の心を惑わす人間の娘は排除しようと秘密裏に主人公を狙う 【トンボ】 カブトムシの部下。メガネをかけた知的でスマートな虫 主人公を監視するため親切な態度で近づく腹黒 【カマキリ】 カブトムシの部下。好戦的で目つきも柄も悪い虫 主人公だけでなく他の虫も襲う戦闘狂 【虫の王】 鋭い牙と毒をもった最強の王。誰も人型を見た事がないらしい どうやら亡くなった主人公の母と何か因縁があるらしいが… とりあえず、蜘蛛は益虫だから主人公が逃がしてあげたことがあるだとか 主人公の母も昔この世界に迷い込んで虫の王と恋仲になったけど本性(虫)を見て…だとか ストレスフリーなあるあるwwハッピー逆ハー設定で妄想したけどやっぱり虫手強い 人外の何が燃えるって人型じゃない生物との背徳的な交わり(笑)だと思うんだが 虫(本性ver)でどうやって愛し合えばいいんだ…死角なき人外スキーへの道は険しい… 虫嫌いも虫好きになる素敵な人外(虫)が欲しい…
https://w.atwiki.jp/risouotome/pages/157.html
464 :名無しって呼んでいいか?[sage]:2010/06/04(金) 18 52 08 ID ??? ときメモGSの親友モードが逆立場だったら…切なさ乱れうちになりそうだけどやってみたい!と思って考えてみた。 ついでに学科男子も混ぜてみた。色々既出かもしんないけど。 ただ他の女に取られる形式だと投げ出しそうなのでなるべく緩和してみた… 舞台 専門学科の入った高校。主人公が所属するのは家政科。勉強、機敏さ、センス、器用さ、魅力、閃き力…等の活動パラメが上がる。 主人公:将来は服のデザイナーになろうかな?パティシエもやってみたい。有能な秘書もいいし保育士さんもいいな。と夢を膨らませ家政科に入学した女の子。 しかし女っぽさが足りない事から最初は各パラメ0w高校生活で体験を積みながら将来を模索している。 農業科男子:主人公の幼馴染。元気なやんちゃタイプ。実家の跡継ぎとして期待を背負って農業を学ぶ。 家庭的な女性を理想としていて主人公が家政科に入ったことで期待する(色々な意味で) 普通科男子:学級委員。勉強タイプ。頭はいいが、やりたい事がなく普通科へ。 普通科>専門学科と学力の差を見下す発言も出るが、早くから将来の目標を決め、好きな事を学べる専門学科がうらやましいとも思っている。 工業科男子:バイト先で知り合う。ノリのいい流行タイプ。自分の手で何かを作り出すことが大好き。 好きな事を好きなだけ出来る今を謳歌しているが、趣味でとどめるべきか職業にするべきか悩んでいる。 IT・デザイン科男子:合同授業で主人公とペアを組む事に。芸術タイプ。センスの良さでCGwebデザインDTPなんでもござれのマルチメディアクリエイター。 しかし作ってはボタン一つでいとも簡単に消えてしまう「データ」に虚しさを感じている。アナログ写真が趣味。 スポーツ科男子:スポーツ系の部活を選択。1年遅れで入ってくる真面目な後輩。 1年目には地味で存在感が薄く主人公より小さいのに2年目に急に背がノビール。実力も発揮して急に回りにキャッキャされてとまどう。 商業科男子:特別講師として参加。3年上のOB。在学中に事業をたちあげる有能っぷり。卒業後は大学進学やら後輩指導やらで事業の方はもはや趣味。 主人公が授業などで作った物を商売視点で点数付けしていく。多忙+気まぐれ神出鬼没なため遭遇率が低いのに、ここぞと言う時はいつも居る不思議! マドンナ:家政科。主人公と同じクラス。この子の為に家政科はあるんじゃないか、むしろ家政科がこの子についていくと言われるくらいそのテの事に向いてる。 しかしそれを鼻にかけるでも無しに可憐で奥ゆかしい。なんかしらんがキュンとなる。 男女ともに人気があるが、男が近づくと戸惑って逃げるのでどうやら男嫌い。ゆえに高嶺の花扱いされる。 ながれ 男子と仲良くなる→ある日、主人公のクラスにいるマドンナの事が気になるんだけど…と相談される→主人公が仲を取り持つよう約束する【親友モード】→相談される、的確なアドバイスをする、下見デートする、…行動しだいでED分岐 ED マドンナお近づきED:相談役、グループデート設定などを重点的に行うとこれになる。卒業式で男子とマドンナがほんわかしている姿をみられる。おせっかい焼き向け。 親友ED マドンナに近づけず主人公とも友達の枠を超えられない。 親友愛情ED:相談など親身にして主人公との仲も上げまくって卒業式で俺お前が居ないと耐えられないんだ…と告白される洗脳モード。 親友強奪ED:親友モードで相談に乗らずむしろ嘘教えて妨害。主人公の好感度とパラメを上げまくって卒業式でマドンナにふられた男子を受け入れる小悪魔モード。 マドンナED:情報収集の為にマドンナに近づきまくるとむしろマドンナが親友になり 「あの…男の子が家政科ってやっぱり変なのかな?みんな僕のこと女の子みたいに扱うんだ…」で、そっちルートに入って主人公に告白。お 前 が 隠 し か … !
https://w.atwiki.jp/risouotome/pages/291.html
184 :名無しって呼んでいいか?[sage]:2008/01/11(金) 18 47 04 ID ??? 何度かあげられてるけど、登場キャラ全員ヤンデレのゲームが欲しいな。ヤンデレだけにBADEDがちゃんとあって、バッドEDもグッドEDと同じくらいにかなーりつくりこまれてるやつ。 登場キャラは、仲のいい兄と、人気者の同級生を中心に、主人公を避ける(過去で何かあったとかでw)冷たい幼馴染みとか気の弱いストーカーとか自傷先輩とか。皆豹変する。 第一章でほのぼのとした日常を描いて、しかし第一章の最後に隣のクラスの、ほとんど喋った事の無い学園の人気者ポジの男の子から突然告白される→付き合う事に。 第二章以降からは、人気者とお付き合いしつつの日常が始まる。周りのキャラは皆、からかいつつも祝福してくれる。が…三章四章進むにつれ、じわじわとその日常が…的なさ。 EDは、普通にルート進めたらほぼバッドで、キャラのトラウマ克服出来ればグッドEDで。 例えば人気者だったら、告白の理由やら主に惚れた理由を知るとかのキーワードを拾えれば、今度こそ本当に両想いになれてグッドED、知れなかったから静かにジッと堪えていた嫉妬が爆発して豹変、バッド…みたいな。 長々とごめん。
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/18117.html
シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~ 主要キャラクター ユニークモンスター コメント 「小説家になろう」で硬梨菜により連載されているweb小説、およびそれを原作とした、週刊少年マガジンにて連載されている漫画作品。 フルダイブ型VRゲームが主流となり、ディスプレイ型のゲームがレトロ扱いされるようになった日本にて、 クソゲーを好む一人の少年が、ひょんな事から出会った神ゲーをプレイしていく様を描いた作品。 「シャングリラ・フロンティア」とは作中に登場するゲームの名称であり、それメインとしつつ、他にも多数のゲーム(主にクソゲー)が登場する。 設定の作り込みが尋常ではなく、本編で出し切れなかった設定や裏話を記述した倉庫作品「設定鍵インベントリア」が存在する他、 有志によるwikiで膨大な設定が纏められている。 主要キャラクター ルチャブル♂orゴルダック♂orウッウ♂orヒヒダルマ♂:サンラク/陽務 楽郎 ルチャブルは鳥人間っぽさ、ゴルダックとウッウは青い鳥という共通点から。 レジギガス:サイガ-0/斎賀 玲 作者公認のネタ。圧倒的なスペックを持ちつつも強大なデメリットを抱えているという意味でも似ている ミミロップorザングース:オイカッツオ/魚臣 慧 フェローチェorスピアー♀orミカルゲ♀:アーサー・ペンシルゴン/天音 永遠 前者はモデルなので美しさ重点、スピアーは槍を使うため。 ロコン♀orフォッコ♀orアギルダー♀orイーブイ♀:秋津茜/隠岐 紅音 前2つは狐要素から、アギルダーは顔を隠した忍者という共通点から エアームドorジュナイパー:ルスト/佐備 夏蓮 ゾロアークorカモネギ:京極/竜宮院 京極 ヒバニー♀orミミロル♀orニドラン♀orアンノーンM:エムル ユニークモンスター グラエナorゲンガー:夜襲のリュカオーン 前者は見た目、後者は影みたいな存在なので ホルード♂:不滅のヴァイスアッシュ キリキザン:墓守のウェザエモン オクタンorオトスパスorカラマネロ:深淵のクターニッド カラマネロは「ひっくりかえす」必須 ウルトラネクロズマ:天覇のジークヴルム メタモン:冥響のオルケストラ アーボックorハブネークorジガルデ:無尽のゴルドゥニーネ コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 主要キャラクター ザシアン:サイガ-100/斎賀百 サイガ-0の姉なので マッシブーン:マッシブダイナマイト ジュナイパー:草餅/久佐持丹月 ニンフィア:キョージュ/凛堂報ノ介 ガメノデス:オリオン/折尾帯斗 リアルでは世界的料理人なので ミカルゲ:Animalia/厳島真里亜 シュバルゴ:カローシスUQ/楼堂丈二 ヤドラン(ガラルのすがた):ヤシロバード/津羽目風矢 エルレイド:レイジ/山本礼司 キュレム:オルスロット/天音久遠 チラチーノ:サバイバアル/美澄真澄 サマヨール:ガル之瀬/冷泉東真 ギルガルド:徹夜騎士カリントウ/芹澤鈴華 ファイアロー:ぱやぶさ/妻夫木準 エンペルト:シユー/神坂紫夕 使い手のコクランとの執事繋がり ジュラルドン:王我星/綾織真央 ミミロップ:アージェンアウル/シルヴィア・ゴールドバーグ デンチュラ:ミーア/須田美亜 ダークライ:ディープスローター/彬茅紗音 ローブシン:イムロン/隻口留華 ライチュウ(アローラのすがた):ペッパー・カルダモン/夏目恵 -- (ユリス) 2021-06-27 14 11 05 荒らしコメ削除 -- (名無しさん) 2021-06-25 21 54 40
https://w.atwiki.jp/sdvx/pages/353.html
豚乙女 ※2021からロゴが一新(左側)。および2014/01からの旧ロゴ(中側)、サークル発足当初の旧ロゴ(右側)。 活動時期 2009秋~ 活動ジャンル 東方Project、オリジナル 活動形態 音楽同人サークル ロックやジャズなど広いアレンジの幅、ヴォーカルの歌唱力の高さもあり、高いクォリティを誇る個性派サークル。同人サークルとしてはイベント2回目の参加で、既に壁サークルまで上り詰めるほどの実力。原曲のフレーズがわかりやすいようにアレンジされている、というのもポイント。東方アレンジ系統のサークルでは秘封倶楽部関連のアレンジが多いサークルの1つである。 「何か楽しいことをやろう!」をコンセプトに結成。何でも飲み込む乙女でありたい、ということで雑食である豚と乙女でバンド名・サークル名を「豚乙女」に決定したというエピソード。 東方以外の楽曲もそれなりの数を誇り、ライブ活動も多い。ライブでは着ぐるみ姿で登場することが目立つ(ランコは着ぐるみで出てこない)。MAN WITH A MISSIONをイメージすればいいだろう。 2017/03にエイベックスからメジャーデビューを果たす 。同じようにメジャーに進出している岸田教団と同じく、同人活動も並行する流れとなる。 2019/12に活動10周年を迎えたことを機にポップン・GITADORA・ノスタルジアに書き下ろしオリジナル曲と東方アレンジ曲を1曲ずつ収録。 2020/04/30から配信された二次創作スマートフォンゲーム「東方LostWord」のサウンドディレクションを行っており、主題歌(歌:いとうかなこ)を手掛けた。 2009/12/05にニコニコ動画に投稿された「狂愛~Kyoai~」が東方アレンジとして最初の曲。 音楽サークルではあるが、実は2011年の例大祭で同人誌を出したこともある。⇒「collage」 REFLEC BEAT plusには独自のオリジナル曲を収録した「豚乙女 PACK」が2012/12/27より配信されている。 2016/02/17に 豚乙女Fanbook が玄光社から出版。 2020/12の終わりを持って メンバーの1人であるパプリカがサークルを脱退することが2020/04/24に発表された 。このため東方アレンジCD「東方猫鍵盤」シリーズは2020/05に発売する20番目で終わりとなる。 メンバー ランコ ボーカル・作詞・広報 コンプ ギター・ベース・編曲・作詞・プログラミング ランコの姉 イラスト・PV・作詞・委託関連・ダンス(*1) パプリカ ピアノ・編曲他猫の被り物をしている。サークル活動10周年を経て、海外を舞台にピアニストしての挑戦を決意し、2020年末でサークルの脱退を発表した。 【2017情報】 2107/03/15にメジャー1stミニアルバム「フルボッコ」をリリース。BEMANIシリーズにも収録されている「ラジカル少女」も入る。 A-One、COOL&CREATEとの東方ABC→ 東方ABC特設 2016/05/28に発売される「東方景技帖」のプロモムービーにアレンジ曲使用 ラストオカルティズム アレンジ「ふたつのシネマ」 深秘録BGM「オカルトアラカルト」 パプリカ演奏 PV「儚きもの人間」 PV「ソリッド」 代表作 オリジナルアルバム「ボウリング」「花札」他 曲名 登場年 備考 ひとり 2012 ファッション中二病 2012 髑髏 ショーループ 心地よさに死ね 2013 体感ローリング 2012 スクウェアエニックスのゲーム 『GUN'S AND SOULS』使用曲 ティラミス・カウボーイ 夢桜 2013 平成快晴どってんしゃん 2015 GROOVE COASTER書き下ろし曲 Soft storage 2015 Exist twinkle「Nostalxia Drops」収録 カケラ 2016 GITADORA Tri-Boost収録曲 書き下ろし ラジカル少女 2015 GITADORA Tri-Boost収録曲 CD未収録 既存オリジナル タンポポ 2017 GITADORA Tri-Boost Re EVOLVE収録曲 夢花火 2017 maimai収録曲maimai MURASAKi PLUSテーマ曲 出口入口 2017 GITADORA Matixx収録曲 透明ジャスティス 2018 GITADORA EXCHAIN収録曲 ヘンテコ 2019 GITADORA NEX+AGE収録曲 ボタン 2019 pop'n music peace収録曲 バルベリア・タンゴ 2020 ノスタルジア収録曲ARM(IOSYS)との合作、豚乙女としてのパプリカが手掛けた最後の曲 ホピタスコピラ 2020 pop'n music 解明リドルズ収録曲 東方Projectアレンジ ※基本的に豚乙女の頒布CDに収録されている曲より。ランコがボーカルを務める他サークルの曲はランコの項目を参照。 ※赤背景はインスト曲。曲名の後ろに【★】がある場合、PVが作られている曲。 曲名 原曲 登場年 収録CD他サークルへの提供の場合、サークル名「CDタイトル」表記 狂愛~Kyoai~【★】 U.N.オーエンは彼女なのか? 2009 東方回転木馬 マモルベキモノ 明治十七年の上海アリス 2010 東方回転木馬 トキトマレ メイドと血の懐中時計 2010 幻想ホモ・ルーデンス 東の国のワルツ【★】 ネクロファンタジア(大空魔術版) 2010 幻想ホモ・ルーデンス 運命の輪 運命のダークサイド 2010 幻想ホモ・ルーデンス パノラマガール【★】PV http //www.nicovideo.jp/watch/sm11685522 桜花之恋塚 ~ Flower of Japan 2010 ロングスカートパノラマガール 遥か遠い空の声【★】PV http //www.nicovideo.jp/watch/sm10236276 無間の鐘 ~ Infinite Nightmare 2010 幻想ホモ・ルーデンス 蓮華の夢 感情の摩天楼 ~ Cosmic Mind 2010 ロングスカートパノラマガール 青いミレン、蒼いナミダ【★】PV http //www.nicovideo.jp/watch/sm19643705 おてんば恋娘 2010 ロングスカートパノラマガール 風に乗せた願い 信仰は儚き人間の為に 2010 黄昏エレジー 見果てぬ夢の続きを 神々が恋した幻想郷 2010 ふぉれすとぴれお「Melody Memories」感謝感激雨あられ かさなる影 ツェペシュの幼き末裔亡き王女の為のセプテット 2010 縁 夢じゃない何か 星の器 ~ Casket of Star 2010 縁 少しだけおまじない 天衣無縫 2010 Innocent Key「東方スクール」 ゆらら紙芝居【★】 砕月 2011 感謝感激雨あられ 夢紀行 ヒロシゲ36号 ~ Neo Super-Express 2011 オリエンタル夢紀行 宵影 平安のエイリアン 2011 オリエンタル夢紀行 星の向こうに 未知の花 魅知の旅 2011 オリエンタル夢紀行 ハテナビト 妖魔夜行 2011 Diverse System?「thE2」 境界線のプロトコル 少女秘封倶楽部 2011 TUMENECO「現夢-genmu-」 空のある場所 ネイティブフェイス 2011 怨言神楽調 生きる 夜のデンデラ野を行く 2011 怨言神楽調 デッドマンズ・ラブリィライフ【★】 リジッドパラダイス 2011 怨言神楽調 微睡みにおちる 魔術師メリー 2011 東方猫鍵盤4 冬中哀歌【★】 ジャパニーズサーガ 2011 BOXELL「恋々幻想郷」主題歌 U・R・A 風神少女 2011 領域ZERO「東方スカイアリーナ」挿入曲 いつもの二人【★】 永夜の報い ~ Imperishable Night 2012 実は繊細な貴女とたまに勇敢な私のなんだか騒いでるって話。 丁か半か色即是空 恋色マスタースパーク 2012 ちぎれた恋 亡き王女の為のセプテット 2012 8※めらみぽっぷとの複合ボーカル パイライト 天空のグリニッジ 2012 鉱石ラジヲ ムーンストーン G Free 2012 鉱石ラジヲ モルダバイト イザナギオブジェクト 2012 鉱石ラジヲ いっしょがいいの 天衣無縫黒い海に紅く ~ Legendary Fish雲外蒼天 2012 ひかり 君の大事、私の好き アガルタの風少女秘封倶楽部 2012 ひかり ベルベットの夜が降りる 今昔幻想郷 ~ Flower Landオリエンタルファークフライト 2012 東方猫鍵盤6 鬼太鼓の涙 佐渡の二つ岩 2013 獣道 みんなの 夜雀の歌声~Night Bird 2013 獣道 暖かい嘘 業火マントル 2013 獣道 紅い瞳 向こう側の月 2013 EX永遠亭「百音語」 面隠し 亡失のエモーション 2013 少女煉獄 巡る業 阿礼の子供 2013 少女煉獄 儚きもの人間【★】PV http //www.nicovideo.jp/watch/sm28791343 柳の下のデュラハン 2013 少女煉獄 ※maimai、チュウニズム収録曲 勝手人情 心綺楼囃子 2013 TRASH BOX 星の奇跡 衛星カフェテラス 2013 TRASH BOX フレル ハルトマンの妖怪少女 2013 とらのあな「東方幻奏響」 ソウイフモノ 秘境のマーメイド 2014 ポップ 変わらない空 孤独なウェアウルフ 2014 ポップ 涙閉じ込めた空 トロヤ群の密林 2014 1569+EX永遠亭「千終楽」 下克上々 リバースイデオロギー 2014 少女煉獄 第二巻 道 大神神話伝 2014 少女煉獄 第二巻 幻想を信じて 神々が恋した幻想郷 2014 ジャンプ乙女~勝利 ありきたりな脳髄よ、今宵の月と踊れ 信仰は儚き人間の為に 2014 ありきたりな脳髄よ、今宵の月と踊れ 非科学的表裏一体 科学世紀の少年少女 2014 ありきたりな脳髄よ、今宵の月と踊れ 黄金の痛み 上海紅茶館 ~ Chinese Tea 2014 Exist twinkle「Lieblings Tracks」※原曲が明治十七年の上海アリス」と誤記? ラッタッタWinner おてんば恋娘 2015 I LOVE RED 檻の中で見る夢 車椅子の未来宇宙 2015 フォリ・ア・ドゥ 残された星 月面ツアーへようこそ 2015 フォリ・ア・ドゥ 著者不明は容易く盗まれる 永遠の巫女ジャパニーズサーガ二色蓮花蝶 ~ Red and White 2015 鈴のそら音※東方鈴奈庵のエピソードがモチーフ お稲荷さんの頭巾 メイガスナイト春色小径 ~ Colorful Path 2015 私家版 百鬼夜行絵巻 佐渡の二ッ岩麓の神社 2015 二色蓮花蝶 ~ Red and White 2015 黄昏フロンティア&上海アリス幻樂団「東方深秘録 ~ Urban Legend in Limbo.」内使用BGM ふたつのシネマ【★】※PV:http //www.nicovideo.jp/watch/sm26490124 ラストオカルティズム ~ 現し世の秘術師 2015 少女煉獄 第三巻※PVは2015/06/15に公開 人間が大好きなこわれた妖怪の唄 豚乙女ver. 芥川龍之介の河童 ~ Candid Friend 2015 COOL CREATE「くーくり博麗フェスティバル」 自己宇宙 オカルトアラカルト明かされる深秘 2015 少女煉獄 第三巻 花 神さびた古戦場 ~ Suwa Foughten Field 2015 領域ZERO「東方空宴歌-CLIMAX-」少女煉獄 第三巻※REFLEC BEAT VOLZZA 収録曲 空回り 華狭間のバトルフィールド 2015 少女煉獄 第三巻 朗月 綿月のスペルカード ~ Lunatic Blue 2015 ゲツメンタンサ 叫べ 星条旗のピエロ 2015 ゲツメンタンサ ワタシノコシ 逆転するホイールオブフォーチュン 2015 ゲツメンタンサ 春雲 阿礼の子供 2016 今日が最後の一日 人ハ捨テ、神モ捨テル 信仰は儚き人間の為に 2016 今日が最後の一日 貴女には見えて私には見えないもの 禁忌の膜壁 2016 FREAKS 螺旋絶望 ピュアヒューリーズ ~ 心の在処 2016 領域ZERO「東方空宴歌」ぱらだいすろすと 哀しそうで嬉しそうな物語 最も澄みわたる空と海 2016 ぱらだいすろすと 清らかな幸福 芥川龍之介の河童 ~ Candid Friend 2016 GROOVE COASTER書き下ろし曲 深夜のカフェテラス 衛星カフェテラス 2017 sachlich 中道歩行 二色蓮花蝶 ~ Red and White 2017 「東方電子遊戯 図説」付属CD疑似家族入門 ニコイチ メイガスナイト永遠の巫女 2017 疑似家族入門 二人だけの言葉 少女さとり ~ 3rd eyeハルトマンの妖怪少女 2017 疑似家族入門 イニシエ 判読眼のビブロフィリア 2017 CHILD HOOD'S END 触れる夢 Dr.レイテンシーの眠れなくなる瞳 2017 CHILD HOOD'S END 滴る汁 地の色は黄色 2017 CHILD HOOD'S END コノハズク 聖徳伝説 ~ True Administrator 2017 タイトー「東方六楽抄」GROOVE COASTER書き下ろし曲 目線 一対の神獣 2017 あやかし横丁 隠然 秘匿されたフォーシーズンズ 2017 あやかし横丁 Bad Apple!! feat.nomico(豚乙女ver.) Bad Apple!! 2017 Alstroemeria Records「10th Anniversary Bad Apple!! feat.nomico PHASE 2」 ソリッド 今宵は飄逸なエゴイスト ~ Egoistic Flowers. 2018 大貧民※GITADORA、maimai収録曲 ファビュラス 今宵は飄逸なエゴイスト ~ Egoistic Flowers.開演間近 2018 大富豪 言葉イラズ 不滅のレッドソウル月まで届け、不死の煙 2018 大富豪 畢竟成仏 魔法の笠地蔵 2018 少女煉獄 第四巻※GROOVE COASTER収録曲 ナイト・オブ・ナイツ 豚乙女ver. フラワリングナイト月時計 ~ ルナ・ダイアル 2018 COOL&CREATE「オールナイト・オブ・ナイツ」※GROOVE COASTER収録曲 桃色ファイブスター 天空の花の都 2019 epitaph 春の雪 無何有の郷 ~ Deep Mountain 2019 epitaph※pop'n music収録曲 黄泉の風 石の赤子と水中の牛 2019 獄 チルノのパーフェクトさんすう教室 -豚乙女ver.- おてんば恋娘 2019 IOSYS「みんなのパーフェクトチルパ天国」 NEGAI 少女さとり ~ 3rd eye 2020 ※ノスタルジア 書き下ろし曲 瞬間ラプソディ メイドと血の懐中時計 2019 「 東方キャノンボール 」使用BGM、咲夜ボーカル曲 ライジングスター 風神少女 2019 「 東方キャノンボール 」使用BGM、文ボーカル曲 春に吹かれて 春色小径 ~ Colorful Path 2019 「 東方キャノンボール 」使用BGM 感覚 大神神話伝 2019 500年目の月 亡き王女の為のセプテット 2019 不死の怒り 月まで届け、不死の煙 2020 戻れぬ道 彼岸帰航 ~ Riverside View 2020 懐古的未来 明治十七年の上海アリス 2019 静寂の火花 一対の神獣 2019 光パズル 信仰は儚き人間の為に 2020 ※タイトー「東方スペルバブル」書き下ろし曲 NEGAI 少女さとり ~ 3rd eye 2020 ※「ノスタルジア」書き下ろし曲 ロストワードクロニカル 東方妖怪小町 2020 ※「東方LostWord」主題歌、歌:いとうかなこ アルバム「縁」、「8-EIGHT-」、「東方猫鍵盤」シリーズ、「オリエンタル夢紀行」、「獣道」、「少女煉獄」他 映像作品「東の国~豚乙女PV集~」「PVD ~Pig Video Desu~」 楽曲 オリジナル参加曲 MUSIC BPM LEVEL CHAIN NOV ADV EXH INF NOV ADV EXH INF dilemma 128 02 06 10 - 0288 0483 0707 - アレンジ参加曲 MUSIC BPM LEVEL CHAIN NOV ADV EXH INF NOV ADV EXH INF 幻想のサテライト 230 05 11 14 - 0802 1061 1718 - 待チ人ハ来ズ。 160 03 07 12 - 0543 0758 1117 - 囲い無き世は一期の月影 172 05 10 14 - 0553 0762 1446 - 三つ数えろ 190 03 10 15 - 0699 1046 1666 - 響縁 180 - - 或る春の日 - - イラスト ジェネシスカード 名義 題 キャラクター カードナンバー 備考 ランコの姉 賢を賢として色に易え 八意永琳 SV03-N004-029 博麗神社例大祭(2015)描き下ろし リンク HP http //butaotome.com/【新】 http //butaotome.web.fc2.com/【旧】 Twitter http //twitter.com/butaotome_ranko Twitter http //twitter.com/rankoane ニコニコ生放送コミュニティ http //com.nicovideo.jp/community/co1439219
https://w.atwiki.jp/nandemo00001111111/pages/4.html
CR銀河乙女M9AZ1(ミドル) 大当たり確率:1/299.3 高確率:1/105.2 賞球数:3 1 6 10 14 15 カウント:7・8カウント ラウンド数:5ラウンドor8ラウンドor9ラウンドor16ラウンド 確変突入率:50%(特図1)/80%(特図2) 時短回転数:50回転or100回転 出玉性能:約1700個(16ラウンド時) 【ヘソ入賞時ラウンド振り分け】※特図1 10R確変(実質9R、電サポ次回):25% 11R確変(実質9R、電サポ次回):25% 10R通常(実質8R、通常電サポ50回転):25% 11R通常(実質8R、通常電サポ50回転):25% 【電チュー入賞時ラウンド振り分け】※特図2 5R確変(電サポ次回):30% 16R確変(電サポ次回):50% 突然通常(電サポ50回転):20% 時短中の突通は電サポ100回(ミドルのみ)